
スズキは250ccアドベンチャーモデル「V-Strom250(Vストローム250)」の2023年モデルを発表した。従来からの変更点は、同時発表の「GSX250R」と同様に排ガス規制への適合、ネーミングの変更(ABS表記の削除)、新色の追加となる。カラーラインナップはイエロー、レッド、シルバー、マットブラックの4色となり、マットブラック以外は従来とトーンを同じくするカラーながら、サイドカウルの「S」エンブレムに代わって「SUZUKI」のロゴがプリントされ印象を変化させた。
発売は2023年3月20日(月)。価格は64万6800円で従来から3万3000円の値上がり。
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上位モデルとイメージを合わせるスポーティーな新色!
2017年発売のVストローム250は、オフロードテイストなスタイルを持ちつつ、水冷並列2気筒のエンジンとアップライトな姿勢、大容量の燃料タンク(17L)と高い燃費性能などから、ツーリングマシンとしても人気のアドベンチャーモデルだ。スズキ発のアドベンチャーシリーズ「Vストローム」のラインナップ中では最小排気量となるが、タフなアウトドアギアを思わせるヘッドライトやメーターバイザー、大型のアルミリアキャリア、ナックルカバーといった旅心をくすぐる装備を標準装備。上位モデルに遜色ない機能性を発揮する。
2023年モデルでは最新の令和2年排出ガス規制にエンジンを適合。24PS/8000rpm、2.2kgf-m/6500rpmの出力に変更はないが、燃費が39.0km/L→38.9km/Lと若干の低下。ただしWMTCモード時の燃費は31.6km/Lから32.1km/Lと向上した。またラインナップからABS未装備のバリエーションが無くなったため、車名が「Vストローム250ABS」から「Vストローム250」へ改められている。
新色はイエロー、レッド、シルバー、マットブラックの4色で、従来ブラック仕上げで共通していたサイドカウルのカラーがフロントフェンダーと統一。グラフィックも見直されており、特にイエローは「Vストローム1050DE」「Vストローム650XT」などとも共通するブルーのアクセントカラーが配され、シリーズの一体感を発揮している(カラーコードは異なる)。
発売は2023年3月20日(月)。価格は64万6800円で従来から3万3000円の値上がりとなった。

新色はいずれもサイドカウルのカラーをフロントフェンダーと統一。イエローはブルーのアクセントが入り、シリーズイメージを高める。(左:Vストローム250 右:Vストローム1050DE【2023】)
V-Strom250(2023)
発売日:2023年3月20日(月)
メーカー希望小売価格:¥646,800
ソリッドダズリンクールイエロー/パールネブラーブラック(新色)
ダイヤモンドレッドメタリック/パールネブラーブラック(新色)
ハイテックシルバーメタリック/パールネブラーブラック(新色)
マットフラッシュブラックメタリック/パールネブラーブラック(新色)
V-Strom250(2023)主要諸元
・全長×全幅×全高:2150mm×880mm×1295mm
・軸間距離:1425mm
・シート高:800mm
・装備重量:191kg
・エンジン:水冷4サイクル2気筒SOHC2バルブ249cc
・最高出力:18kW(24PS)/8000rpm
・最大トルク:22N・m(2.2kgf・m)/6500rpm
・燃料タンク容量:17.0L
・変速機形式:常時噛合式6段リターン
・ブレーキ形式(F/R):F=油圧式シングルディスク(ABS)/ R=油圧式シングルディスク(ABS)
・タイヤサイズ(F/R):F=110/80-17M/C 57H / R=140/70-17M/C 66H
情報提供元 [ スズキ二輪 ]
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価格アップは仕方ないかなあ。スズキは頑張ってると思います。