2月に速報をお届けしたヤマハのサイクルショー出展予想を改めてお届けしたい。欧州で発売されている原付2種のスポーツモデル3車種が一挙に出品されるだろう。MT-125はYZF-R125のネイキッド版で、豪華な足まわりが特徴だ。

XSR125よりもフロントまわりが強化されたスポーツ仕様

速報2~3でお届けしたXSR125とYZF-R125に続いて3車種目のMT-125も3月17日からの大阪モーターサイクルショーに出品されそうだ。こちらは、スチールデルタボックスフレームに水冷単気筒SOHC4バルブエンジンの共通プラットフォームを使用したMTシリーズの末弟だ。

フルカウルのYZF-R125と同じように、上級機種並みの径41mm倒立フォークに4ポットラジアルマウントキャリパー+径292mmディスクという強力なブレーキを採用。これに、MTならではの1眼LEDプロジェクターライトが光を放つインパクトの強いフェイスデザインを盛り込んでいる。

欧州仕様の2023年型は5インチのカラーTFTメーターを採用しスマートフォンとも接続できるようになったが、日本仕様がどこまでの装備を盛り込むかは不明。発売時期は2023年後半と予想されるので、気になるライダーはぜひ実際の車両を確認してみよう。

2023年型MT-125欧州仕様 [YAMAHA] カラーリングは3色展開でこちらはアイコン ブルー。他にもテックブラックが用意されている。

2023年型MT-125欧州仕様 [YAMAHA] こちらはシアンストーム。MTシリーズらしい蛍光カラーのホイールを履いている。

倒立フォークは径41mmでブレーキはラジアルマウントキャリパーに大径292mmディスクを採用する。

スマホとの接続が可能な5インチフルカラー液晶メーターを新採用。燃料計やギアポジションの他、テキストメッセージや着信通知が表示できる。

2023年型MT-125欧州仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:1960×800×1065mm
・ホイールベース:1325mm
・シート高:810mm
・車重:142kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 124cc
・最高出力:15PS/10000rpm
・最大トルク:1.1㎏-m/7800rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/80-17、R=140/70R17

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