カワサキモータースから、フルカウルスポーツ「Ninja650(ニンジャ650)」の2023年モデルが発表された。従来モデルから諸元はそのまま、新たにKRTC(カワサキ・トラクションコントロールシステム)を搭載。また大型モデルを中心に設定が進んでいるカワサキ独自のサポート「カワサキケア」に設定された。カラーラインナップはスタンダードモデルに新色のホワイトが、スーパーバイク世界選手権参戦機をモデルとした「KRT EDITION」にライムグリーンを採用している。
発売は2023年4月8日(土)。価格はスタンダード・KRT EDITIONともに99万円で、従来からは7万7000円の値上がりとなり、全国のカワサキプラザ店にて取り扱われる。
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KRTC新採用でより扱いやすく装備強化!価格は7万7000円アップ
2017年から国内販売を開始したニンジャ650は、排気量649ccのDOHC水冷並列2気筒エンジンを搭載するフルカウルミドルスポーツ。2020年のフルモデルチェンジで大きくスタイリングと装備が変更され、ZXシリーズを彷彿とさせるフロントマスクや灯火類のLED化、フルTFT液晶メーターといった最新装備を採用。「ファン・スタイル・イージー」をコンセプトとし、軽量コンパクトなエンジンを活かした扱いやすいモデルとして人気を集めている。
今回のモデルチェンジでは、2022年に最新排ガス規制に適合したエンジン諸元はそのまま。アクセサリー類にも変更はないが、装備面では新たにKRTC(カワサキ・トラクションコントロールシステム)を採用している。カワサキ製スポーツモデルに採用が進んでいるKRTCはスポーツライディングからツーリングまで、多様なシチュエーションの中でも安定した車体の挙動をサポートする。
カラーは新たにホワイトを基調とし、レッドのアクセントカラーを備えた「パールロボティックホワイト×メタリックフラットロウグレーストーン」がラインナップ。また、スーパーバイク世界選手権に参戦しているZX-10RRをモデルとした「KRT EDITION」も継続採用されるがグラフィックは見直され、「650」のマーキングがサイドカバー全面に描かれた。
発売は2023年4月8日(土)、価格はスタンダード・KRT EDITIONともに99万円で、従来からは7万7000円の値上がり。また、今モデルはカワサキ独自の点検サポート対象「カワサキケア」に追加され、全国のカワサキプラザ店のみでの取り扱いとなる。
Ninja650(2023)
発売日:2023年4月8日(土)
メーカー希望小売価格:¥990,000
【KRT EDITION】ライムグリーン×エボニー(新色)
パールロボティックホワイト×メタリックフラットロウグレーストーン(新色)
Ninja650(2023)主要諸元
・全長×全幅×全高:2,055mm × 740mm × 1,145mm
・軸間距離:1,410mm
・シート高:790mm
・装備重量:194kg
・エンジン:水冷4サイクルDOHC4バルブ並列2気筒 649cc
・最高出力:50kW(68PS) / 8,000rpm
・最大トルク:63N・m(6.4kgf・m) / 6,700rpm
・燃料タンク容量:15.0L
・変速機形式:常時噛合式6段リターン
・ブレーキ形式(F/R):F=油圧式デュアルディスク 300mm(ABS)・/R=油圧式シングルディスク 220mm
・タイヤサイズ(F/R):F=120/70ZR17M/C (58W) / R=160/60ZR17M/C (69W)
情報提供元 [ カワサキモータース ]
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