
ホンダ初の一般向け電動バイク「EM1e:」が「ホンダモーターサイクルショー2023」特設ページで公開され、日本での発売が確定的になった。実車は3月17日からの大阪モーターサイクルショーでお披露目されるだろう。
写真:Honda モーターサイクルショー 2023着脱可能なバッテリーは屋内で充電可能
EM1e:は11月にミラノショーで発表されたもののスペックなどの情報公開はなく、今回のホンダMCショーで久しぶりの追加発表になった。ただし、今回も航続距離などの詳細はなく、足つき性が確認できたのが新情報になる。
足つき性は、身長155cmの女性でも両足のつま先が接地する。片足だけだとつま先部分がよりしっかりと接地するので、バイクを支えるのに不安はないだろう。車体がコンパクトなのでライディングポジションにも無理がない感じだ。
EM1e:の紹介動画では、室内でバッテリー「ホンダモバイルパワーパックe:」を充電し、それを持ってバイクにセットするシーンが映し出されている。発表されているバッテリー重量は10.3kgだが、女性でも持ち運びできるようだ。
EM1e:は、50ccバイクと同じ原付1種区分で発売時期は6月と予想される。気になるライダーは、ショー会場で実車を確かめてみよう。

EM1e: [HONDA] M=モペットの意味。ホンダによると電動モペットは最高速が25~50km/hの範囲の乗り物とされている。写真はオプションのトップボックスを装着したもの。

プロモーション動画ではホンダモバイルパワーパックe:は屋内の充電器にセットしてチャージしている。

充電したパワーパックを持ち運びバイクにセットする。パワーパックにはグリップがついており、握りやすさも配慮されている。

155cm女性・左アングル。つま先立ちになるもツンツンではなくしっかりとつま先部分が接地している。

155cm女性モデル・右アングル。ステップスルーでフロアの面積も広めなので様々な体格に対応できそうだ。

155cm女性モデル・リアアングル。両足のつま先が接地するので安心感は高い。
身長165cmあると足つき性は完全にクリア
EM1e:はシート高などスペックは不明だが、写真では身長165cmで両足がかかとまで接地する。さらに175cmのライダーのライディングポジションでも窮屈さはなく、家族で共用しても十分対応できそうだ。

165cm男性モデル・左アングル。かかとの低いスニーカーでもかかとまでしっかり接地する。

165cm男性モデル・右アングル。コンパクトな車体でも窮屈さはなく、ハンドルの位置も自然だ。

165cm男性モデル・リアアングル。スリムさもある車体で両足のかかとがしっかり接地する。

175cm男性モデル・右アングル。足つき性は全く問題なく、ライディングポジションにもあまり窮屈さは感じられない。
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