普通二輪免許や大型二輪免許を取得したばかりのビギナーライダーにとって、バイクを選ぶときに気になるのが“足つき”。今回はウェビック人気バイクランキングの中から、みんなが選んだ上位5台を紹介。実際にそれぞれ跨った経験のある身長165cmのスタッフがどんな具合だったのか紹介いたします。
【人気総合ランキングとは?】
各車種が過去1年間にウェビック バイク選びで閲覧された数をもとにランキングを作成しています。今回は絞り込み条件に「足つきに不安がある人に」を加えて抽出しています。
ランキングは毎週金曜日に更新されます。
「足つきに不安がある人に」の「人気総合ランキング」ページはコチラ
https://moto.webike.net/leg/ranking/?period=3
※当ランキング記事は2023月2月18日に制作したものになります
5位 カワサキ・ZX-25R
250クラスで唯一の4気筒、そしてスーパースポーツタイプで値段も高価と、初めてのバイクにするのはちょっとハードルが高いのでは?と思っている人がいるかもしれないZX-25R。しかし、意外とそんなことはなく乗れてしまいます。
シート高は785mmと今回紹介する中では最も高くて身長165cmだと両足かかとがちょっと浮くものの、足裏の腹の部分でしっかりマシンを支えることが可能です。片足だとかかとまでベッタリ。みんなが選ぶ5位にランクインしたのは、ちゃんと理由があるなといった感じです。
車格の雰囲気的にはCB400SFに跨ったときに近い印象。ハンドルバーが低いのでCBよりバランスを崩すとちょっとヒヤっとするかもしれませんが、CBで不安が無かったらZX-25Rもまず問題ないと思っていいでしょう。
車重は183kg(SEでは184kg)とCBよりはずいぶん軽くなっています。ちなみに2気筒のニンジャ250だとシート高795mmとZX-25Rより高くなっていますが、こちらはスリムで車重も17kg軽いので足つきはZX-25Rと大差ないか、むしろ気持ち的に乗りやすい印象を受けました。
4位 ホンダ・CB400スーパーフォア
4位には教習車両として乗りなれてきた人も多いCB400スーパーフォアがラインクインしました。シート高は755mmで、この数値はクルーザータイプを除いた歴代国産400の中でもトップクラスに低いもの。
跨ってみると身長165cmの場合でちょうど両かかとが接地するといった感じで、身長150cm台の女性だと停車時には片足で踏ん張った方が安心かもといったところですが、このあたりは教習所で自分が体験したときの記憶を思い出してもらった方が早いかも。免許を取得できたのだから、おそらく“足がつきにくくて無理!”とは思わなかったはず。
車重は201kg(カウル付きのスーパーボルドールは206kg)で、デビュー当時と比べると排ガス規制対応などで10㎏以上重くなっているのですが、取りまわしも免許を取る際に何とかなったはず。
バイク経験を重ねて再びCB400SFに乗ると、実はなんて扱いやすかったんだろうと驚くかもしれませんよ。
3位 ヤマハ・ボルト
3位はやはり足つきの良いクルーザータイプで、ボルトのシート高はレブル250・500と同じ690mmを実現。しかも、同じ2気筒でも横に並ぶ並列2気筒のレブル1100に対して、こちらは縦に並ぶV型2気筒なので、そのぶん横幅はビッグバイクとしても非常にスリムに仕上がっています。
身長165cmで両足かかとまでベタベタ&ヒザにもそこそこ余裕ありと、これまた文句なし。ステップもミッドマウントなので踏ん張りやすく、やや前方にあるので足を下ろしたときにステップバーが邪魔に感じることのない点も好ポイントでした。
車重はレブル1100より結構重くなって252kgとなっていますが、重心が低いのでそこまで重さを感じることなく取りまわせたので、30kgも違うなんてカタログを見るまで気付かなかったほど。むしろレブル1100の方が見た目には重そうな感じで、イメージの影響って結構大きいかも。
2位 ホンダ・レブル1100
レブル250・500の足つき・ライディングポジションの良さをそのままリッタークラスで再現したような感じに仕上がっているのがレブル1100。
シート高は250・500から10mm増の700mmとこれまた低さが目を見張ります。本来であればビッグバイクだとエンジン横幅も増えてしまうことから、シート高の数値以上に足つきが厳しくなってしまうところ、レブル1100では足が当たるシート前方やフレーム部分をうまく絞っているので、足つきの良さを見事のひとこと。やはり身長165cmで両かかとまでベタベタとなっています。
車重は223kg(オートマのDCT仕様では233kg)とビッグバイクなのでそれなりにありますが、クルーザータイプとしてはハーレーダビッドソンなどと比べると破格の軽さ。
ビッグバイクとなったぶんハンドルが250・500よりやや遠く感じられますが、ミッドステップでやはり操作しやすく、コンパクトなライディングポジションはビッグバイク初心者でも安心して運転することが可能です。
1位 ホンダ・レブル250
1位は文句なしで免許取り立てのビギナーにもオススメできるホンダのレブル250。シート高は690mmで、身長165cmの場合は両かかとが地面にベタベタ。なおかつヒザの曲がりにもまだ余裕があってとにかく安心。
いわゆるクルーザータイプですが、ステップも足を下ろしたところにあるミッドマウントになっているので走行中も下半身でマシンをホールドしやすく、ナチュラルで乗りやすいハンドリングの大きな要素となっています。車重も171kgと圧倒的に軽く、女性でも立ちごけする心配をせずに初めてのバイクを楽しむことができるでしょう。
レブル250にはビキニカウルとキルティングパターンのスペシャルシートなどが装備された上級版のSエディションが存在しますが、こちらもシート高はSTDバージョンと同じ。車重もわずか1㎏増なので心配することはないはずです。
また車体の基本設計が同じレブル500もシート高はまったく同じ。車重は20kg重たくなっていますが、実際は数値ほど難しく感じずに跨ることが可能です。
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アメリカンは地面に足が届いてもブレーキやシフトペダルに足が届かないってことがあるので注意。
まだアメリカンとか言ってるの
女性ライダー見かけたら聞いてもいないウンチク語ってそうなおっさんw