
バイクシーズン開幕を告げるイベントが毎年恒例のモーターサイクルショー。その第1弾となる3月17日からの大阪モーターサイクルショーでヤマハが新型を初公開すると予想される。原付2種のスポーツモデルが一挙に3機種も国内発売か!?
目次
ホンダの125シリーズにヤマハも本気で対抗か
ヤマハには水冷単気筒125ccエンジンをスチールツインチューブフレームに搭載するプラットフォームがあり、欧州でフルカウルスポーツのYZF-R125、ネイキッドスポーツのMT-125、ネオクラッシックのXSR125の3機種をラインナップしている。
2023年は一挙にこれら3機種が日本でも発売されると予想されており、モーターサイクルショーで初公開されるだろう。注目なのは、XSR125に追加ラインナップされたレガシーで、スポークホイールを履いた上級版。125ccとは思えない高級感がありベテラン層に支持されそうだ。
また、YZF-R125が2023年にスタイルを一新し、YZF-R7にそっくりな外観になったのもニュースだ。ハイ/ローが切り替えられる1眼LEDヘッドライトをM字ダクト内に埋め込んだスポーティなフルカウルと、トラクションコントロールなどの電子制御でYZF-R25よりも装備が充実している。
MT-125は、2023年型で5インチのカラーTFTメーターを採用しており、ヤマハのスマートフォンアプリとも連携が可能だ。どの機種も春のモーターサイクルショーで公開された後、2023年後半に国内で発売されると思われる。もし、出品された際は会場で実車を確かめてみよう。

2023年型XSR125レガシー欧州仕様 [YAMAHA] XSR700レガシーと同じようにデュアルパーパスタイヤとスポークホイールを装備し、スクランブラーカスタムとクラシックカラーを盛り込んでいる。

2023年型XSR125欧州仕様 [YAMAHA] 3色のうち2色が新色になった。写真はヘリテイジホワイトで他にヤマハブルー、インパクトイエロー(継続)がある。XSR125は、レガシーかSTDかどちらが展示されるかは不明だ。

2023年型YZF-R125欧州仕様 [YAMAHA] ぱっと見ではYZF-R7にしか見えないスタイルに進化。カラーバリエーションは写真のアイコンブルーとテックブラックの計2色が用意されている。

ラムエアを採用しないことからM字ダクトはヘッドライトスペースになりバイファンクションLEDヘッドライトが置かれる。

2023年型MT-125欧州仕様 [YAMAHA] 写真のシアンストームはMTシリーズらしい蛍光カラーのホイールを履いている。他にも、アイコン ブルーやテックブラックが用意されている。

スマホとの接続が可能な5インチフルカラーTFTメーターを新採用。燃料計やギアポジションの他、テキストメッセージや着信通知が表示できる。
各車主要諸元
2023年型XSR125/レガシー欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:1960×800×1065mm
・ホイールベース:1330mm
・シート高:815mm
・車重:140kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 124cc
・最高出力:15PS/10000rpm
・最大トルク:1.17kg-m/8000rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70-17、R=140/70-17
2023年型YZF-R125欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:1990×715×1045mm
・ホイールベース:1325mm
・シート高:820mm
・車重:144kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 124cc
・最高出力:15PS/10000rpm
・最大トルク:1.16㎏-m/8000rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/80-17、R=140/70-17
2023年型MT-125欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:1960×800×1065mm
・ホイールベース:1325mm
・シート高:810mm
・車重:142kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 124cc
・最高出力:15PS/10000rpm
・最大トルク:1.17㎏-m/8000rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/80-17、R=140/70R17
https://news.webike.net/motorcycle/251773/
https://news.webike.net/motorcycle/254484/
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