ホンダは原付二種スクーター「Dio110(ディオ110)」の2023年モデルを発表した。最新排ガス規制に適合するようエンジンが改良されたほか、装備・諸元の変更はなし。カラーリングが新色「マットディムグレーメタリック」1色のラインナップとなり、新たにバリエーションモデル「Dio110ベーシック」が登場。こちらは一部仕様を変更することで、スタンダードよりも求めやすい価格を実現している。
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スタイリッシュな新色登場&シャッター付きキー復活のベーシックモデル発売
2011年発売のDio110は、空冷107ccのエンジンを搭載する経済的な原付二種スクーターとして登場した。前後14インチの大径ホイールを装備した安定性の高さが特徴的で、2021年にはフルモデルチェンジを受け、排気量の拡大(109cc)とフレーム設計が見直され、キーを取り出さずともエンジン始動が可能なスマートキーを採用した。
今回登場した新型モデルは従来の仕様に加え、排ガス規制(平成32年排ガス規制)に適合したほか、新色の「マットディムグレーメタリック」がラインナップ。また、スタンダードに加えて新たなバリエーション「Dio110ベーシック」も発売となった。
バリエーション「Dio110ベーシック」は、スタンダードなDio110に搭載されているスマートキーシステムから、一般的なシャッター付きのキーシリンダーに変更したバージョン。その分販売価格が安く設定され、ニーズに合わせてモデルを選択できるようになった。カラーリングは「パールジュピターグレー」「パールジャスミンホワイト」「マットギャラクシーブラックメタリック」の3色をラインナップする。
発売日はDio110・Dio110ベーシックともに3月16日(木)。価格はスタンダードモデルが25万3000円、ベーシックは3万5200円安の21万7800円だ。年間での販売台数は合計8000台が計画されている。
Dio110(2023)
発売日:3月16日(木)
メーカー希望小売価格:¥253,000
マットディムグレーメタリック(新色)
Dio110ベーシック(2023)
発売日:3月16日(木)
メーカー希望小売価格:¥217,800
パールジュピターグレー(新色)
パールジャスミンホワイト(新色)
マットギャラクシーブラックメタリック(新色)
Dio110(2023)主要諸元
・型式:8BJ-JK03
・全長×全幅×全高:1,870×685mm×1,100mm
・ホイールベース:1,255mm
・シート高:760mm
・車重:96kg
・エンジン:空冷4ストロークSOHC 109cc
・最高出力:6.4kW(8.7PS)/ 7,500rpm
・最大トルク:9.0Nm[0.92kgf-m] / 5,750rpm
・燃料タンク容量:4.9L
・変速機:Vベルト式無段変速/オートマチック
・ブレーキ:F=シングルディスク、R=機械式リーディングトレーディング
・タイヤ:F=80/90-14M/C 40P / R=90/90-14M/C 46P
情報提供元 [ HONDA/a> ]
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