ヤマハ発動機から「テネレ700」にオプションのアクセサリーパーツを標準装備するスペシャルエディション「Ténéré700 ABS Rally(テネレ700ラリー)」が発表された。同時にアクセサリーパーツとして外装フルキット「THE FIRST TENERE BODY KIT」も登場。往年のソノートヤマハの世界観を再現可能だ!
目次
お得すぎるオフロードファン向けエディションに「ソノートカラー」を組み合わせられる!
テネレ700ラリーはスタンダードのテネレ700に、ワイズギアから発売されるオプションパーツ5種を標準装備するスペシャルエディションだ。ヤマハによるスペシャルエディションは、「セロー250」のツーリングに特化したエディション「ツーリングセロー250」や、「NMAX」に通勤通学装備を搭載した「NMAX 快適セレクション」などが過去に登場しているが、今回登場するテネレ700ラリーはダート走行向けのガード類をフル装備できる実用的なオフロード仕様。ハードユースに耐える純正オプションの装備によって、スタンダードからいっそう走行性能を高めたバリエーションだ。
装備されるオプションパーツは、「ラジエーターガード」「プロテクションパッド」「スキッドプレート」「チェーンガード」「チェーンガイド」の5種で、その総額は12万4850円にもなる豪華なもの。これだけの装備をスタンダードから7万7000円アップで手に入れられる、非常にお得な構成だ。カラーバリエーションはベースのテネレ700から変更のない全3色のラインナップ。価格はスタンダードから7万7000円アップの141万9000円。購入できる店舗は限られており、販売はYSPとアドバンスディーラーのみが取り扱う「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」となる。購入の際には取り扱い店舗が近くにあるか調べよう。発売は2023年3月8日からとなる。
また、別売のオプションパーツとして、外装フルキット「THE FIRST TENERE BODY KIT」が登場。こちらは欧州で先行発売されているラリーエディションに採用された、80年代にパリ・ダカールラリーへ参戦したソノートヤマハのカラーリングを再現したヘリテイジグラフィック。1983年発売のXT600テネレとも同様のカラーリングとなり、往年からのファンにとってはたまらないオプションとなるだろう。ロゴには「ラリー」の文字も入っており、ラリーエディションにはピッタリのキットだ。こちらは全国のワイズギア取扱店にて販売され、価格は8万8000円となる。
Ténéré700 ABS Rally(2023)
発売日:2023年3月8日(水)
メーカー希望小売価格:¥1,419,000
THE FIRST TENERE BODY KIT
メーカー希望小売価格:¥88,000(カウルのみ)
Ténéré700 ABS(2023)主要諸元
※スタンダードモデル
・全長×全幅×全高:2,370mm/905mm/1,455mm
・ホイールベース:1,595mm
・シート高:875mm
・車重:205kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 688cc
・最高出力:54kW(73PS)/9,000rpm
・最大トルク:69N・m(6.9kgf・m)/6,500rpm
・燃料タンク容量:16.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=90/90-21M/C 54V(チューブタイプ) / R=150/70R18M/C 70V(チューブタイプ)
情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]
この記事にいいねする