20同世代車両との違いを知り、反映させて作る快走仕様

「フルカスタムやフルレストアももちろんありますし、どうやってもいいんですよ(笑)。今のホンダCB-Fユーザーの傾向としてはきちんとお金もかけて、純正に戻す方向と、性能を出しに行く方向というふたつがはっきりとしてきたようです。そんな中で思うのは『まず車両のベースをきちんと作っておいてほしい』ということです。F自体はもう40年経つ車両ですけど、そもそも走らないわけじゃない。けれど、調子が悪いままでは走らないんです。

どこか詰まったまま、抜けたまま、古いまま。それがオーナーさんに分からない場合もたくさんあります。まあ古い車両だからこんなものかな……というのもあるでしょう。そこを突き止めて直す。オーバーホールしてネガ潰しとレストアを行う。そうしていいベース車両にしておく。それがスタート点」とCB-Fへの接し方を教えてくれる安田商会・安田さん。

HONDA CB750F

「そうしてよく走るようになったCB-Fは乗る機会も増えるし、それでいい状態も続く。そんな仕様を増やしていきたい」ともいう安田さん。そこでこの車両だが、元々25年前にZ750FX-1を買おうと販売店に行った際に勧められて購入し、以後「いろいろと修行してきた」(安田さん)というストリート仕様のFC改。今は純正改方向で手が入れられている。

その主なものは足まわり。「CB-Fはスイングアームピボット位置が高いので、スイングアーム垂れ角が付けにくい(テールアップと両立させにくい)んです。それで17インチ用にXJR1200用スイングアームを使ってみると、悪くはないけどターンでの反応が遅い。立ち上がりでライダーが車体内側に入ってすっとバイクを立てられるようにショート化してみたら、リヤの挙動が分かりやすくなったので、XJR用をショート加工するのを定番化してます。ここは決まり。フロントはバネレートをまず合わせる。同時代のZなどと比べて前荷重の作りですから、Z系よりも少し高めが標準と思った方がいいようで、そこに合わせる」と、内容も裏付けのある定番となった。見た目はライト。でも内容はフルに考えられた奥深いもの。今CB-Fを楽しむ基本要素を満たした1台と言える。

Detailed Description 詳細説明

Fらしさはメーター部にも表れている。ハンドルはアクティブ・ファナティック、左右マスターはブレンボ・ラジアルポンプだ。ステムはXJRだが、こうした流用の際にメーターやウインカーをCB-Fからコンバートできる(メイン写真も参照)オリジナルステーも用意する。



エンジンは1100F換装により吸排気系も変更している。エンジンについては1100Fベースの場合、#2or#3(ともに中央側)気筒内側のスタッドホールへのクラックにも配慮しているという。



吸排気はFCRφ39mmキャブレター+安田商会チタンフルエキゾーストの組み合わせ。フレームは各部補強やレイダウン加工も行われる。



ステップベースは「このくらいの方がバランスいいかも」と安田さんが言う、懐かしのO&T(CB-F現役当時に流行)を角度調整して装着した。



フロントフォークはXJR1200用φ43mmでTiNコーティングも行われる。ブレーキはブレンボ4Pキャリパー+サンスターディスクをチョイス。



スイングアームはFZR1000をサス受けほかを加工して装着する。ホイールはゲイスルピードTYPE-Rの3.50-17/5.50-17サイズだ。


主なカスタム内容(ホンダCB750F)

キャブ/インテーク KEIHIN FCRφ39mmキャブレター
エキゾーストシステム YASUDA SHOKAI オリジナルチタンフルエキゾースト
フレームスイングアーム YAMAHA FZR1000流用加工スイングアーム
ブレーキ周り
*マスター含む
フロント
BREMBO ラジアルビレットブレーキマスター
BREMBO Axial キャストキャリパー P4 34
SUNSTAR カスタムタイプディスク
ホイール周り
フロント
GALE SPEED TYPE-R 3.50-17
ホイール周り
リア
GALE SPEED TYPE-R 5.50-17
サスペンション
フロントフォーク
YAMAHA XJR1200 純正フロントフォーク流用
サスペンション
リアショック
OHLINS S36PR1C1L
ステップ Padock O&T バックステップキット
ハンドル周りステアリング
*ステダン、ミラー含む
ACTIVE Fanaticハンドルバー
YOSHIMURA デジタルテンプメーター
BREMBO ラジアルビレットクラッチマスター
YAMAHA XJR1200 純正ステアリングステム流用



安田商会CB750F(ホンダCB750F)
取材協力:安田商会 TEL0587-36-9555 〒492-8447愛知県稲沢市野崎町北出6-1
URL:https://www.tebasakirider.com/
2020年 1月 13日

情報提供元 [ ヘリテイジ&レジェンズ ]

この記事にいいねする

 
今回紹介した製品はこちら
         
コメントを残す

 
今回紹介したブランドはこちら
 

ホンダ CB750Fの価格情報

ホンダ CB750F

ホンダ CB750F

新車 0

価格種別

中古車 19

本体

価格帯 ―万円

万円

諸費用

価格帯 ―万円

万円

本体価格

諸費用

本体

186.52万円

価格帯 98~250.8万円

諸費用

12.59万円

価格帯 10~17.3万円


乗り出し価格

価格帯 ―万円

万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

199.12万円

価格帯 108~268.1万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す