
台湾発のメーカー・キムコから新型スクーター「AROMA(アローマ) 150」が発表された。既にヨーロッパでは「LIKE」シリーズとして販売されているデザインをそのままにボディを新設計。モダンでクラシックなデザインをそのままに低いシート高と軽量化を実現し、取り回しの簡単な普通二輪クラスのスクーターとなった。価格は35万9700円で、全国のキムコ正規販売店で2023年2月1日より発売を開始する。
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760mmの低いシートと、128kgの軽量さが魅力のシティコミューター
キムコは台湾最大のオートバイメーカーで、50ccから700ccまでの幅広いスクーターやATVの開発、販売を行っている。日本では2015年に設立されたキムコジャパンが国内での販売を取り扱っており、全国の主要都市に多くの正規販売店が展開中だ。
今回発売されたアローマ150は、イタリアで125cc~200ccの排気量帯で「LIKE」シリーズとして販売されているモデルの新型となる。ヨーロピアンなイメージのデザインはクラシックな雰囲気だが、LED灯火類やシガーソケット電源、ABSの標準装備によって最新水準のユーティリティを兼ね備えている。
新設計のフレームは特に足つきを図った工夫がなされており、シルエットは崩さないまま760mmという低めのシート高を実現。国内で販売されている150ccクラスのスクーターの中では最も低い高さとなっており、小柄なユーザーにも不安のないライディングが可能となった。また車体重量も128kgと軽量に抑えられているため、駐停車時の押し引きや取り回しも簡単。気軽な普段使いができるモデルだ。
カラーバリエーションは「パーリーホワイト」「マットシルバークリスタル」の2色をラインナップ。価格はどちらも35万9700円で、全国のキムコ正規販売店にて2023年2月1日より取り扱いを開始する。

新型スクーター「アローマ150」は、クラシックなデザインと現代的装備を併せ持つ150ccのスクーター。普通二輪らしいゆとりのあるボディと、低く抑えられたシート高や重量で気軽にライディングを楽しめる。

メーターはアナログ・デジタル併用タイプ。燃料計とインジケーター、時計機能が一元化されている。

シート下スペースには荷物の収納が可能。ヘルメットの保管ができるホルダーとシガーソケット電源もこのスぺースに装備している。
アローマ150(2023)
発売日:2023年2月1日(水)
メーカー希望小売価格:¥359,700
パーリーホワイト
マットシルバークリスタル
アローマ150(2023)主要諸元
・全長×全幅×全高:1,920×675×1,125mm
・ホイールベース:1,320mm
・シート高:760mm
・車重:128kg
・エジンン:空冷4ストローク単気筒OHC4バルブ 150cc
・最高出力:9.8kW(13.3PS)/8,500rpm
・最大トルク:12N・m(1.22kgf・m)/6,500rpm
・燃料タンク容量:6.5L
・変速機:CVT
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70-12 / R=130/70-12
情報提供元 [ キムコジャパン ]
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