2022年11月のミラノショーで発表され、注目度抜群のGSX-8Sの国内発売価格を予想。1月半ばに発表されたアメリカでの価格を下回る税抜100万円切りで発売されるだろう。MT-07やCB750ホーネットとの差も気になるところだ。

GSX-8Sの国内価格はアメリカや欧州よりも安くなりそう

並列2気筒776ccエンジンを搭載した新世代ネイキッドスポーツのGSX-8S(ジーエスエックス-エイトエス)はSV650の代わりではなく、新たにラインナップに追加されるブランニューモデル。SV650は2023年モデルが発表されており、2月3日に80万3000円で発売される。

対してGSX-8Sは、予測価格が税抜100万円切り。仮に99万円だとすると税込108万9000円となり、アメリカの8849ドル(約113万円)やイタリアの8900ユーロ(約125万円)よりも低価格に設定されることは間違いなさそうだ。なお、国内発売時期は3月頃と予想される。

そして、ライバル・MT-07の2022年モデルは81万4000円。ただし、1月13日に発表されたXSR700の2023年モデルが継続のまま6万6000円アップになっていることから、MT-07も値上がりしそうだ。ちなみに2023年型はTFTメーターを採用しているので、XSR700よりも値上がり幅は大きいかも知れない。

さらに、ホンダのCB750ホーネットは2023年下期に発売されるという。この下期は2023年10月~2024年3月までの期間なので、実質的には2024年モデルになるだろう。こちらはイタリアで7990ユーロ(約112万円)なので、GSX-8Sよりも安くなりそうだ。

GSX-8S欧州仕様 [SUZUKI] 新設計並列2気筒DOHC776ccを搭載した新型NK。8Sはエイトエスと発音する。中型モデルのようなコンパクトな車格で日本人にもフィットしそうだ。

MT-07欧州仕様 [YAMAHA] 2023年型で5インチカラーTFTメーターを採用したMT-07。スマホとの接続も可能になっているが、GSX-8Sやホーネットが搭載するトラコン等の電子制御は未採用だ。

CB750ホーネット欧州仕様 [HONDA] 並列2気筒SOHC755ccは91.8PSでGSX-8Sの83PSやMT-07の73PSよりも高スペックを発揮する。欧州ではスマホのボイスコントロールも採用している。

GSX-8S欧州仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:2115×775×1105mm
・ホイールベース:1465mm
・シート高:810mm
・車重:202kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 776cc
・最高出力:83PS/8500rpm
・最大トルク:7.95㎏-m/6800rpm
・燃料タンク容量:14L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17

2023年型MT-07欧州仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:2085×780×1105mm
・ホイールベース:1400mm
・シート高:805mm
・車重:184kg
・エジンン:水冷4ストローク並列2筒DOHC4バルブ 689cc
・最高出力:73.4PS/8750rpm
・最大トルク:6.8㎏-m/6500rpm
・燃料タンク容量:14L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17

CB750ホーネット欧州仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:2090×780×1085mm
・ホイールベース:1420mm
・シート高:795mm
・車重:190kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 755cc
・最高出力:91.8PS/9500rpm
・最大トルク:7.65㎏-m/7250rpm
・燃料タンク容量:15.2L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=160/60ZR17

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    どうか「ETCとグリップヒーターが標準装備」されていますように…(祈)

  2. 匿名 より:

    やっぱりマルチが良いのでスルーかな…

  3. 匿名 より:

    これのフルカウルが欲しい

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