ヤマハから、ミドルクラスのロードスポーツ「MT-03」2023年モデルが発表された。今回のモデルチェンジでは令和2年排ガス規制に適合し、カラーバリエーションが一新。次世代MTシリーズのイメージカラー・シアンをアクセントに採用した新色が登場する。装備面では「MT-03」初となるクイックシフターがオプションとしてアクセサリー設定され、スポーツ走行にも有利に進化した。発売は2023年2月24日(金)、価格は68万7500円となる。

シリーズ共通の「シアン」でもっとスポーティに!!

2016年に発売された「MT-03」は、フルカウルスポーツ「YZF-R3」と、排気量320cc水冷並列2気筒エンジンなど基本コンポーネントを共有しつつ、ネイキッドスタイリングでシャープで躍動感あるデザインを採用するロードスポーツ。アップライトなポジションでYZF-R3と差別化し、コントロール性能と軽快な走りを兼ね備える。250ccの「MT-25」とともに「MTシリーズ」のエントリーモデルとして、若年層を中心に高い人気を得ているモデルだ。

今回のモデルチェンジでは、エンジンを最新の令和2年排ガス規制に適合させ、これにより外装(アンダーカウル)の形状が一部変更。最大出力は従来モデルから変更なく42PS/10750rpmを発揮し、最大トルクは向上して29N·m/9000rpmから30N·m/9000rpmとなった。ただし燃費面ではWMTCモード値が27.6km/Lから25.4km/Lとやや数値を下げている。

カラーバリエーションには新色が3種登場。特に「パステルダークグレー」は昨年登場した「MT-09」とも共通し、次世代MTシリーズのイメージカラー「シアン」をアクセントとして採用。前後ホイールに大胆にシアンカラーをあしらう。また「ディープパープリッシュブルー」は従来モデルとベースは同じだが、フラッグシップモデル「YZF-R1」のデザインを踏襲し、更なるスポーティイメージを追求した。

発売日は2023年2月24日(金)価格は68万7500円。従来モデルから6万6000円の値上がりとなる。

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新色「パステルダークグレー」はMT-03初採用となるシアンカラーのホイールを大胆に採用したカラー。MTシリーズの共通イメージとして、MT-09とも共有するデザインだ。

 

MT-03 ABS(2023)

発売日:2023年2月24日(金)
メーカー希望小売価格:¥687500

パステルダークグレー(新色)

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ディープパープリッシュブルーメタリックC(新色)

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マットダークグレーメタリック8(新色)

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MT-03 ABS(2023)主要諸元

・全長×全幅×全高:2090×755×1070mm
・ホイールベース:1380mm
・シート高:780mm
・車重:167kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 320cc
・最高出力:31kW(42PS)/10,750rpm
・最大トルク:30N・m(3.1kgf・m)/9,000rpm
・燃料タンク容量:14.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=シングルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70R17M/C / R=140/70R17M/C

情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]

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