スポーティ&ラグジュアリー

「スポーツモデルの影にアメリカンあり」

カワサキの歴史の中では法則と言ってもいいだろう。そもそもカワサキにおいてアメリカンと呼ばれるモデルの原点には、Z900のバリエーションモデル、KZ900LTDだった。それ以降もGPz1100系のエンジンを搭載したLTD1100、GPZ900R/750R/1000RXのエンジンを搭載したエリミネーターシリーズなどのように、過去のカワサキのアメリカンはレーサーレプリカを追い回せるほどのヤンチャなモデルが多かったのである。

今回紹介するZ750スペクターもそんな「スポーツアメリカン」の一つ。このバイクが搭載していたパワーユニットはZ750LTDから受け継いだものなのだが、これはもともとZ650のエンジンを738ccに拡大したもの。つまり「軽量・コンパクト・ハイパワー」を具現化したザッパー直系のエンジン搭載という、いかにもカワサキらしいスポーツアメリカンだったのである。

同年のカワサキのラインナップには国内初のフューエルインジェクションを搭載したZ750GPがあったが、スペクターはキャブレターながらGPと同じ70psを発揮。メカニズムは国内モデルとしては初のシャフトドライブを採用、前後にはイコライズドエア・サスペンションを装備し、カラーリングにもゴールドを多用してゴージャス感を追求していたのも目を引く要素だった。さらに輸出仕様には出力を100psとしたZ1000スペクターもラインナップし、海外でもその俊足ぶりを見せつけたのである。

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情報提供元 [ カワサキイチバン ]

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