BMWは、BMW Motorrad誕生100周年を記念する限定アニバーサリーエディション「R nine T 100Years」「R 18 100Years」の2車種を発売する。どちらのモデルもクロームメッキとホワイトのピンストライプで仕上げられた特別仕様の外装に加え、ダイヤモンド・エンボス加工が施されたシートを採用。「100 YEARS BMW MOTORRAD」のエンブレムもタンクに取り付けられる。また、専用のアルミビレットパーツのオプション「オプション719」も標準装備となる。
価格は「R nine T 100Years」が284万6000円、「R 18 100Years」が276万4000円。販売予約は2023年2月1日からBMW Motorradジャパン公式ウェブサイトにて受付を行う。どちらも全世界数量限定で、BMW初のバイク「R 32」誕生年にちなんだ1923台のみを販売予定だ。
BMW Motorrad初のモデル「R 32(アール・サーティーツー)」誕生から100年を記念
今日、ドイツ・バイエルン州ミュンヘン発の自動車・二輪車・エンジン販売を手掛けるBMW、その前身であるバイエルン航空機製造が設立されたのは1916年のこと。航空機とエンジンの開発製造を手掛けていたが、第一次世界大戦でのドイツ敗戦により航空機製造を禁止され、本格的な二輪車開発を開始した。
1923年にBMW初めてのバイク「R 32」を発売。今回のアニバーサリーエディションはこれを記念したもので、当時から既に現代のBMWのモデルと共通する水平対向エンジン、シャフトドライブを搭載。BMWのアイデンティティを形成するアイコニックなモデルだ。
R nine T 100Years
メーカー希望小売価格:¥2846000(スタンダード:¥2390000)
ヘリテイジラインナップのロードスポーツ「R nineT」のアニバーサリーエディション「R nineT 100Years」は、クラシックな空冷水平対向エンジンを搭載するベースモデルに、クラシカルなイメージを強調するクローム仕上げを施し、さらに、100周年記念モデルであることを主張する「100 YEARS BMW MOTORRAD」と書かれたプレートが取り付け。ホイール・カバーは、グロスブラックで塗装され、ピンストライプのホワイトの二重線で縁取られる。また、黒と赤茶色で仕上げられた特別仕上げのシートを採用。いっそうクラシカルな印象を深めるものとなった。
また、高品質な専用アルミビレットパーツを揃える「オプション719」を標準装備。機能面ではアティブ・ターニング・ライト、グリップ・ヒーター付きコンフォート・パッケージ、クルーズ・コントロール、ドライビング・モード・プロ等を標準装備することで、記念モデルの価値を高める。
R 18 100Years
メーカー希望小売価格:¥2764000(スタンダード:¥2308000)
クルーザー「R 18」のアニバーサリーエディション「R 18 100Years」は、BMW Motorrad史上最大排気量となる1801ccの空冷水平対向エンジンを搭載するロー&ロングのシルエットに加えて、「R nineT」同様のブラックの塗装を施し、ハイグロス・クローム仕上げとホワイトのピンストライプで縁取り。さらに、100周年記念モデルであることを主張する「100 YEARS BMW MOTORRAD」と書かれたプレートをタンクに取り付け。高品質なダイヤモンド・エンボス加工が施された黒と赤茶色で仕上げられたシートを採用する。
さらにテールパイプ内部にBMWロゴをあしらったデザインが施されたアクラポビッチ製サイレンサーに加え、アダプティブ・ターニング・ライト、リバース・エイド、クルーズ・コントロール、グリップ・ヒーター等を標準装備。高級感と実用性を兼ね備えた仕上がりとなっている。
情報提供元 [ BMW MOTORRAD ]
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