【グロム レビュー】意外とスポーティ ”ウェビックユーザーの「愛車を語ろう！」”

ホンダ グロム オーナーレビュー

ウェビックコミュニティ「愛車を語ろう！」キャンペーンより、グロムに乗る「TT-R」さんの熱い語りをご紹介！
良いところや不満なところなど、オーナーだからよくわかるグロムのインプレ・レビューを語ってくれました。

1.【簡単な自己紹介】

・バイク歴、普段のバイクの楽しみ方
バイク歴は本当に長い。もう何十年も乗り続けている。オンロードも、オフロードも、ツーリングも、コースを走るのもどれも好きである。タイヤが二つ付いていれば排気量に関係なく好きだ。乗るのも大好きだけど、整備や改造も好きで、まあどっぷりバイクライフに浸かっている。

・このバイクを乗っている期間
グロムは4年ほど前に地元のホンダ正規代理店から購入。主な用途は街乗りとプチツーリングである。

・購入動機 用途
グロムの前はXR50モタードに乗っていたが、これはいじりまくって、エンジン換装した上に、フルチューンしてしまって、街乗りするには少々不便になってしまった。そこで、もっとお気軽に乗れるバイクとして購入した。

2.【満足している点・長所】

・用途に対して
インジェクションのセル付きでとってもお手軽。今ではインジェクションもセル付も当たり前だが、以前の小排気量車はキャブでキックしかないものが多かった。ノーマルの時は問題ないが、キャブを変え、ハイコンプボアアップピストンに交換したりすると、きちんと圧縮上死点を出してからキックしないとかかりづらいなど、結構面倒だった。
また、外気温を確かめてチョークを引くなど、バイクのことをよく分かっていないとエンジンすらかけられない。まあ、それがバイク乗りの楽しみの一つでもあったが・・・街乗りするには面倒だったのは事実だ。街乗りの用途に対して十分な合格点。

・走りに対して
多くを求めないなら十分だが、なにせ実用車のエンジンだから、乗りやすいが動力性能に関しては不満が残る場合もある。
フルチューン115エンジンのXR50モタード改と比較すると、発進加速、追い越し加速、最高速、全ての面で負けてしまう。(ノーマルだから仕方ないけどね）

・見た目に対して
ファニーで、原付き2種バイクのキャラクターに合っている。ガンダムチックになった後期型よりも丸目の前期型の方が好きだ。
燃費はとってもよろしい。プチツーリングなら、常に60km/Lオーバーである。エコランすれば70km/Lも越えられる。
ミニバイク割りにはポジションはゆったりしていて、窮屈さはない。
4速ミッションの実用車のエンジンではあるが、足回りは意外とスポーティで峠のコーナーも楽しめてしまう。
グロム用のハイグリップタイヤを買ってしまった(^^;)

3.【不満な点・短所】

・不満な点 短所
殆ど人が不満に思うのが、堅すぎるシートだろう。シートは社外品を二つも買ってしまった。
ノーマルシートはスポンジを入れ替えると、使えるようになる。画像はスポンジ入れ替えの時のものである。

アフターパーツは多数出ていて、チューニングもしやすいが、インジェクションなので制限が多い。
また、速度計のセンサーが前輪ではなく、ドライブシャフトにあるので、ギヤ比を変えると速度計・積算計が狂ってしまい、補正装置が必要になってしまう。

タイ製純正部品の質が悪い。ボルト類は錆びやすいし、リアブレーキパッドに至っては平滑性に問題があって、効きが悪い。すぐに国産に交換した。

4.【まとめ(こういう人におススメ等)】

大型バイクを持っている人のセカンド、サードバイクとしてお勧めできる。本当にお手軽なので、車庫から出すにも苦にならない。乗りやすいので、これからバイクライフを始めたい初心者にもお勧めできる。
女性にもお勧めと言いたいが、小柄な女性向けではない。ノーマルだと意外と足つき性は良くない。
リアショックが直付けなので、ローダウンリンクも使えないので、ローダウンシートで対応するしかない。
原付き2種バイクだが、その気になればロングツーリグも可能であり、(ガソリンタンクが小さいのが欠点）バイクの楽しみが詰まっている。
ホンダはコスト安い海外で生産をしているのだから、若者が買いやすいようにもっと安くバイクを売って欲しい。

TT-Rさん、グロム愛がひしひしと伝わってくる語りをありがとうございました！

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