ホンダからスーパースポーツモデル「CBR250RR」の2023年モデルが発表された。新モデルではエンジンの改良により最新排ガス規制に適合、42PSへ最高出力を向上。SFF-BP倒立フォークの新採用、トラクションコントロールの搭載といった最新技術と、エアロダイナミクスを考慮した新設計のカウルにより運動性能がさらに高められている。
発売日は2023年2月20日、価格は価格はスタンダードカラーが86万9000円。「グランプリレッド」が90万7500円だ。
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デビュー6年目で更なる完成度を追求するCBR250RR
2017年発売のCBR250RRは、発売当時から大排気量モデルを凌駕する最高水準の装備で話題となったスーパースポーツモデルだ。クラス初の電子制御スロットル搭載やパワーモードセレクト、倒立フォーク採用により、250ccクラスの水準を超えた高いポテンシャルを発揮。2022年には国内250cc販売台数のうち第6位の人気を誇る。
今回のモデルチェンジは大規模なもので、エンジンや電子制御、カウルデザインにまで最新技術による徹底的な見直しがなされている。そのプロトモデルは2022年中から一部公開。発売前から高い注目を集めていた。
正式に発表された発売モデルは、カムシャフトやシリンダーヘッド形状の変更により1PSアップの42PS/13,500rpmを発揮する改良エンジンを搭載。現行250ccツインのモデルでは最高クラスの出力を実現する。装備にはショーワ製SFF-BP倒立フロントフォークを新採用。電気系にもトラクションコントロール、ハザードランプ、エマージェンシーストップ機能が追加され、いっそう充実した運動性能をみせる。
外観も見直され、従来からのエッジの効いた特徴的なシルエットはそのままに、空力性能向上のためにカウルは「レイヤー構造」を採用。ダクト内部やサイドカウルにウイングレットを内蔵し、外観的にも高い戦闘力を感じさせるものとなった。カラーバリエーションはベースカラーに変更はないものの、グラフィックは大きく刷新。フレームやホイールのカラーリングに変更がなされている。また従来のフラットカラーな「マットガンパウダーブラック」は「マットバリスティックブラックメタリック」となった。また「パールグレアホワイト」はアクセントカラーがレッドからライトブルーに変更された。
今回のモデルチェンジで戦闘力を更に高めたCBR250RR、気になる発売日は2023年2月20日、価格はスタンダードカラーが86万9000円(従来モデルから4万7300円アップ)。「グランプリレッド」が90万7500(従来モデルから5万2800円アップ)となった。
CBR250RR(2023)
発売日:2023年2月20日(月)
メーカー希望小売価格:¥869,000 / ¥907,500(グランプリレッド)
パールグレアホワイト
マットバリスティックブラックメタリック
グランプリレッド
CBR250RR(2023)主要諸元
・全長×全幅×全高:2065×725×1110mm
・ホイールベース:1390mm
・シート高:790mm
・車重:168kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 249cc
・最高出力:42PS/13500rpm
・最大トルク:2.5kg-m/10750rpm
・燃料タンク容量:14L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70R17、R=140/70R17
・価格:86万9000円/90万7500円(グランプリレッド)
情報提供元 [ Honda ]
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