CL300が中国で登場した。装備が日本で公開されたCL250と少し異なるだけでなく、CL300だけにシルバーを用意。レブルシリーズと同様の排気量展開で、グローバルでも人気者になりそうだ。

アメリカかと思いきや中国でCL300が発売に

2022年11月のミラノショーに続き、中国で新世代スクランブラーのCLシリーズが発表された。中国では日本で試作車が公開されたCL250の排気量拡大版であるCL300が用意され、CL500と2つの排気量帯をラインナップしている。

CL300は286ccの水冷単気筒DOHCエンジンを搭載。レブル300など同系エンジンの例からCL250のエンジンを8mmストロークアップした仕様と考えられる。また、ヘッドライトがCL250の4灯LEDと異なる上下分割タイプのLEDとなっているが、これは法規対応のためだろう。

CL300のカラーバリエーションは、白、黒、銀の3色で、白と黒は日本のCL250と同様と考えられる。銀は欧州で発表されたCL500にも存在していないので、現在のところCL300のオリジナルカラーと考えられる。なお、価格は未発表だ。

日本での動向は、CL250が65万円で3月下旬、CL500は88万円で5月下旬に発売されると予想されており、CL300はラインナップの予定はない。

CL300 [HONDA] 中国でデビューした300cc版、このカラーは300だけに存在するシルバーだ。4灯LEDが埋め込まれるCL250日本仕様とは異なるヘッドライトを採用している。

CL300 [HONDA] 白もラインナップ。日本のCL250ではパールヒマラヤズホワイトが用意される見込みだ。中国の白と同じカラーリングだと思われる。

CL300 [HONDA] 黒もラインナップ。日本のCL250では、マットガンパウダーブラックメタリックが用意される見込みだが、中国の黒も同じカラーリングだと思われる。

CL250 [HONDA] 日本では250cc版が用意される。こちらは試作車で正式発表は2月中旬と思われる。CL250にはキャンディーエナジーオレンジも用意されるだろう。

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