【DR-Z400S レビュー】最後の高性能キャブ車？ ”ウェビックユーザーの「愛車を語ろう！」”

2020年5月26日

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【DR-Z400S レビュー】最後の高性能キャブ車？ ”ウェビックユーザーの「愛車を語ろう！」”

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Webikeプラス編集部

1 スズキ DR-Z400S オーナーレビュー
2 1.【簡単な自己紹介】
3 2.【満足している点・長所】
4 3.【不満な点・短所】
5 4.【まとめ(こういう人におススメ等)】

スズキ DR-Z400S オーナーレビュー

ウェビックコミュニティ「愛車を語ろう！」キャンペーンより、DR-Z400Sに乗る「かつぼん」さんの熱い語りをご紹介！
良いところや不満なところなど、オーナーだからよくわかるDR-Z400Sのインプレ・レビューを語ってくれました。

1.【簡単な自己紹介】

・バイク歴は43年（16歳から）。
43年のうち2年ほどブランクがありますが、だいたいずっとバイクに乗っています。
最初は原付き免許で、CB50JX、ハスラー50、RD50。中型限定を取って、CB250T、KH250、GS400と乗り継ぎ、オフロードに目覚めてKL250、XL250Rなど。
23歳で限定解除してCB750FB、GSX1100S（刀）、GPZ750R（Ninja）、FJ1100に。ビッグオフに目覚めてKL600R、NX650、XR650L、DR650SE。
全部で31台所有したことがあります。

・普段のバイクの楽しみ方は、通勤（これも楽しんでいます）と年数回の林道ツーリング。
若い頃と違ってバイクに乗る機会は減っています。

・このバイクに乗っている期間は6年ちょっとです。

・購入動機は、DR650SEを買う時に候補になったDR-Z400Sにもやっぱり乗りたくて、後に中古で買い足しました(2014年のことです。（もう新車は販売されていませんでした)。
DR650SEよりも25kgも軽いのがいいです。400ccなのにCRF250Lよりも軽いのです。

2.【満足している点・長所】

・用途に対して
DR650SEに比べて軽いので、足つき性が悪いとは言え、圧倒的に「無茶できそう」な気になることです。

・走りに対して
水冷DOHCで軽く吹け上がり、すごく気持ちいいです。100km/hまでならDR650SEより早いかも。また低速も粘りがあり、以前乗ってたセロー（225cc）のようです。
DR650SEはビッグシングルなので極低速ではギクシャクしてパスンとエンストしたりするのですが、DR-Z400Sはそんなことはなくイージーです。
サスも良く、オフロード性能はピカイチです。

・見た目に対して
黄色で派手で現代風で、かっこいいと思っています。

3.【不満な点・短所】

・用途に対して
足つき性が悪いです。ハイシートにしているのでなおさらです（私の身長は170cmです）。
ガレ場、雪道は厳しいです。

・走りに対して
ドリブンのスプロケを2T小さくしていますが、それでもエンジン回転が上がり過ぎで、高速道路は苦しいです。
6速ミッションが欲しいです。とは言え、250ccのトレール車よりは遥かにマシです。

・見た目に対して
不満は全くないです。

・よく言われる欠点はヘッドライトが暗いということ。
しかしそのぐらいは、どうと言うほどのことはありません。ちょっと改造すれば大丈夫です。
写真はヘッドライト改造の様子。ノーマルは35/36.5W、XT250X用はH4/55/60W。
XT用は大きいですが、ぴったりノーマルのカウルに収まります。

4.【まとめ(こういう人におススメ等)】

日本やヨーロッパでは排ガス規制のせいでもう新規登録できませんが、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドではまだ新車販売されています。なので純正部品の供給は全く問題ありません。
姉妹車としてのモタードタイプ（DR-Z400SM）はかなり売れたので、日本製の社外パーツは未だに手に入りますし、2000年に発売されて20年間販売され続けているバイクですので、彼の国にも豊富にあります。
日本では買えないパーツもネット通販で海外輸入すれば問題ありません。ビッグタンクや大型キャリア、ボアアップキット、FCRキャブなど何でもあります。

エンジンは低速では粘り、高速まで吹け上がり、素晴らしい特性です。

車両重量は141kgです。セロー250の133kg、KLX250の136kgよりは重いですが、CRF250Lの144kgより軽いです。いずれも大差ない感じです（セローの方が6％弱軽い）。

一方、最高出力は40psです。セローは20ps、KLX250とCRF250Lは24psです。
排気量が60％も多いので出力は格段に違います。セローの2倍、KLXとCRFの1.67倍も大きいのです。