人気のスクーター特集　マジェスティS

今回は「Vol.4 人気の150ccスクーター注目の２台！」においてHONDA PCX150 と共に登場した、「YAMAHA マジェスティS」に再度スポットを当てた。

再度マジェスティSを取り上げた理由は非常に単純なのだが、2013年11月～2014年4月にかけての半年間で、軽二輪（排気量126cc～250cc）の国内販売台数第一位（二輪車新聞社調べ）の座に存在し続けるほどの人気を博しているためだ。
※同期間における軽二輪 月間売上げ上位2～5位には、ニンジャ250、PCX150、GSR250、セロー250 という顔ぶれが並んでいる。

モトレポートを読まれている方の中には、「ちょうど今、このバイクを買おうか迷っている」という方も多くいらっしゃることと思う。そこで今回は、2014年5月中旬頃にセカンドバイクとしてマジェスティSを購入したウェビック女性スタッフに、これから購入される方の参考になるようなインタビューをしたのでご紹介する。

はじめに、この女性スタッフの情報は以下の通り。
身長：158cm
所有バイク：CBF600S、マジェスティS。
バイク歴：アドレスV125、セロー250。
年齢：絶対的にヒミツ

数あるバイクの中から、マジェスティS を選んだワケ

女性の私には、バーグマン200でも車体が少し大きく感じました。
セカンドバイクなので もっと小さくて気軽に乗れそうなのは150ccくらいかなと思い、PCX150かマジェSで迷いましたが、見た目の好みでマジェSに魅かれました。
マジェSをお店で試乗させてもらったところ、以前乗っていたアドレスに比べて安定した乗り心地で好印象♪
タイヤサイズが前後13インチと大きいせいか走りやすく、気付けば購入していました（笑）

購入前の期待と比べてどうだったか

アドレスより車体がだいぶ大きくなるので、購入前は取り回しを心配していました。でも実際は思っていたよりも楽に取り回しができたのでよかったです。CBF600Sにも乗る私なので軽く感じるだけ？？

高速道路の走行は辛そうなのであまり考えていなかったのですが、実際に乗ってみたら全く問題ありませんでした。
お土産などの手荷物があるツーリングや帰省では、メインバイクではなくマジェSを選ぶほどです。
アドレスよりも行動範囲も広がり、期待以上です！

走行性能はどうか

正直言って、そういうのはよくわかりません（汗）
通勤でもツーリングでも「止まらない」とか「曲がりきれない」といった怖い思いをしたこともないです。
普通に走ります。
（ブレーキングもコーナリングも期待通りで、それが故に何をコメントしてよいかわからない模様・・・）

ココがオススメ

シート下の収納スペースが広いです（シグナスXを超える約32L。フルフェイス＋雨具などが入る）。
荷掛けフックも使いやすくて便利です。
足元がフラットなので足を揃えることもでき、荷物を置けるところも良いです。
これは当たり前なのかもしれませんが、アドレスよりも加速が強く、一度アクセルを弱めてから再び加速する時にも力があります。
二人乗りでの加速や最高速にもゆとりがあると思います。

ココがイマイチ

ホイールが大きい（13インチ）ためか車高が高いようで、158cmの私では足つきが悪いです。
両側にある走行時に足を乗せるためのボードの位置も、他のスクーターに比べて高くて手前に感じます。
ガソリン給油口の位置と形状にまだ慣れなくて、ガソリンをこぼしたり溢れさせたりしないかドキドキです。
カスタムパーツがまだ少ないです。今後に期待します。
ワンタッチで開閉するタンデムステップにまだ慣れません。とりまわし中に脚が触れてしまい、開いてしまうことがあります（笑）
150ccなので、自動車のファミリーバイク特約が使えなくなってしまいました。

YAMAHA MAJESTY-S　 新車・中古車をさがす

YAMAHA S-MAX　 新車・中古車をさがす

S-MAXは、マジェスティSよりも先に台湾で販売されていたモデル。マジェスティSのベースになったバイクと言ってもよいだろう。
並行輸入になるためメーカー保証が受けられないというデメリットもあるが、マジェスティSよりもパワフルなのにリーズナブルといったメリットもあり、密かに人気なのだ。