
“エンジンを眺める楽しみ”は、内燃機関を動力源とするモビリティの中でも、パワーユニットが露出するバイクだけが持つ悦楽と言えるかもしれない。押し寄せる電動化の波で、今後もその楽しみが継続できるかはいささか不安な状況ではあるが…。ここでは筆者の取材経験から独断で「見た目やカッコ良さにこだわっている国産現行エンジン」を5機ピックアップしてみた。異論反論は重々承知。みなさんの意見もどんどんお寄せくださいマセ!
●文:ヤングマシン編集部(松田大樹) ●写真:長谷川 徹/YM ARCHIVE①【カワサキW800/メグロK3】SOHCだけどOHVの味わい? 眺めて楽しめるエンジン最右翼
最大の見どころはエンジン右側のカムシャフト駆動用シャフト。水平方向に走る空冷フィンと対比するかのように屹立し、さらに回転方向を変えるギヤを収めたケースをヘッドに配したその姿は、現行国産機では間違いなく“眺めて楽しめるエンジンNo.1”だろう。
情報提供元 [ WEBヤングマシン ]
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