画像は編集部が制作したCG

カワサキがインドネシアで10月1日に発表した新型ZX-25RRの装備から、2023年にデビューが期待されるZX-4Rを予想してみたい。令和に登場する400ccマルチは果たしてどんなモデルになるのだろうか?

CG:SRD

ZX-4RはZX-25Rと共通プラットフォームになりそう

2020年に並列4気筒エンジンを搭載して電撃的なデビューを果たしたZX-25Rに続いて、新たに2023年にはZX-4Rの登場が期待されている。ZX-4Rも並列4気筒エンジンを採用すると思われ、久しぶりの400ccマルチに大きな注目が集まるだろう。

具体的にZX-4Rがどのような姿になるかはCGで予想したが、ベースはZX-25Rと共通で排気系にサイレンサーが装備されるだろう。これを裏付けるように、インドネシアで発表された2023年型ZX-25RにもCGと同じように別体型サイレンサーが装着されている。

こうなるとZX-25RとZX-4Rの見分けがつかなくなりそうだが、ZX-4RはフロントにWディスクブレーキを採用していると思われるのでそこで識別できそうだ。さらに、パワーアップに伴ってZX-4Rはリアタイヤのサイズがワイドになっているようだ。

何よりも期待したいのはカワサキならではエンジンパワー。現在はレーサーレプリカブーム時にあった馬力自主規制がないので、400ccクラスの上限値59PSに抑える必要がない。さらにZXR400が採用しなったらラムエアシステムのパワーも上乗せできるのだ。

Ninja ZX-4R [KAWASAKI] 編集部の予想CG。全く別物のスタイルになる訳でなく、ZX-25Rベースでエンジンの排気量が異なる仕様のようだ。Ninja250とNinja400の関係に近いだろう。

Ninja ZX-25RRインドネシア仕様 [KAWASAKI] 2023年モデルに追加された「RR」。前後サスが上級グレードになっている。従来モデルからマフラーが大型化されたのはエミッション対策と思われる。

こちらは完全新設計された2020年のZX-25Rの並列4気筒。このエンジンは元々400ccだったというウワサもあるので、ZX-4Rの方が本命の排気量として出力を発揮するかも知れない

ZX-25Rの並列4気筒エンジンはラムエアシステムを採用している。ちなみにZX-4Rの前身と言えるZXR400はラムエア非採用だったので、4Rが採用すればレプリカ系としては初採用になる。

ZX-25RのシャーシはZX-10RRを参考にしたディメンションになっている。ZX-4Rでもこれを踏襲すると思われるが、ブレーキやタイヤなどはパワーアップに対応して強化されるだろう。

最新の400ccマルチにはどんな装備が盛り込まれる?

ZX-25Rは、1980~1990年代のレーサーレプリカのようにアルミツインチューブフレームやアルミ製スイングアームといったハード面での過剰な装備はないと思われるが、最新のサスペンションや電子制御などの導入が期待できる。

そのヒントになるのが2023年にインドネシアで新たに発表されたZX-25RRで、リアにはZX-10Rも採用しているSHOWA製BFRC-lite(バランスフリーリアクッション-ライト)を新採用している。リアはフルアジャスタブルでフロントにはプリロード調整も追加されているので、セッティングの幅が広がるはずだ。

また、2023年型ZX-25Rは、ニンジャ1000SXなどで使われている4.3インチカラーTFTディスプレイを採用。このメーターは、スマートフォンと連携することが可能で、「RIDEOLOGY THE APP」を介して車両情報やライディングログなどの確認もできる。

これら装備は、生産性を高める意味でもZX-4Rにも搭載が期待できるだろう。さらに、ZX-25R SEも装備しているクイックシフターやトラクションコントロールなど往年のレプリカモデルにない電子制御に加えABSも採用されるはずなので、令和の400ccマルチはよりラクで安全にスポーツ走行が楽しめるだろう。

RRが採用したリアのBFRC-liteは減衰力を外部のダンピングフォースチャンバーで生み出すことで、快適性やトラクション性能の向上を実現する高性能サス。ZX-4Rでの採用を期待。

ZX-25R/RRのメーターは4.3インチカラーTFTディスプレイを採用。、サーキット走行に特化したメーター表示に切り替えることも可能だ。これもZX-4Rでの採用を期待だ。

この記事にいいねする

コメント一覧
  1. KKK より:

    SS系だけにパワースペックがどのくらい出てくるか気になるけど、某バイク誌の企画であったゼロヨン、ゼロセンではVFR(NC30)がNSR250R(MC21)に全く勝てなかったから、2st250レプリカに勝てないエンジンだと、草レースで使うにしても今でも完調で走ってる2st勢相手に厳しいかも...

  2. 匿名 より:

    無理して電子制御盛りだくさんにしなくて良いと思う。それよりアルミツインチューブフレームとアルミスイングアームにしたら良いのに。
    ZXR格好良かったなぁ。…カワサキに限らず各メーカー400ccクラス格好良かった。性能もさることながら見ているだけで憧れににも似た気持ちになれた。 この記事のモデルがどんな風に仕上げて来るかはまだ完全にはわからないが、観てるだけでもワクワクするような一台になってくれる事に期待したい。

  3. KKK より:

    88年に出たZX-4に乗ってたけど、カリカリのレプリカだと翌年に出たZXR400からだと思うから、ZX-4RよりZXR-4Rのがネーミング的にいいなぁ...

  4. 匿名 より:

    個人的には、鉄パイプのフレーム見るとガッカリしてしまう…

コメントをもっと見る
コメントを残す