
ホンダは250ccクラスの軽二輪スクーター「FORZA(フォルツァ)」の2023年モデル国内発売を発表した。ヘッドライト、メーター回りをはじめとしたスタイリングは、先行発売されていた海外仕様に準じ従来モデルから大きく変更。最新排ガス規制に適合し、新色もラインナップされる。発売日は2022年12月22日、価格は69万1900円だ。
2眼ヘッドライト復活!諸元は変更なし
2000年に初登場したフォルツァは、当時のビッグスクーターの流行の中で大きな人気を博したモデル。2眼ヘッドライトや13インチのフロントホイールが特徴的で、フォルツァZ、フォルツァSiなどバリエーションモデルも販売された。2018年にはスタンダードモデルのフォルツァが復活し、スポーティなシルエットと電動スクリーンやアクセサリーといった装備を充実させた。
今回のモデルチェンジでは、スペック面は従来モデルから変更がないものの、ヘッドライトなどのシルエットが大幅に進化。これは既に発表されていた海外仕様のフォルツァ300と共通のもので、2018年モデル以来1眼式となっていたヘッドライトがフルLEDの2眼式に回帰。テールライト形状も山なりの新形状がデザインされている。またメーターは従来通りのアナログ&デジタル併用式だが、インジケーター配置が見直され、バーグラフ式の燃料メーターも追加された。液晶モニタも大型化され、スピードメーターとタコメーターの外周には導光リングを採用しプレミアムなエクステリアを実現している。
カラーバリエーションは「パールスモーキーグレー」と「マットガンパウダーブラックメタリック」の2色をラインナップし、年間販売台数は2800台を予定している。発売日は2022年12月22日、価格は69万1900円と発表されており、従来モデルからは3万3000円の値上がりとなった。

ヘッドライト形状が初期のフォルツァシリーズを思わせる「ネコ目」の2眼式に変更された。

テールライトは従来から大きくデザイン変更され、山形のレンズ部分が特徴的なスタイルとなった。

メーターはレイアウトを小変更。液晶が大型化し視認性が高まった。またアナログメーターの外周
には導光リングが装備され、コクピットをライトアップする。
※細部写真は海外モデルのもの
フォルツァ(2023)ラインナップ
発売日:2022年12月22日
メーカー希望小売価格:¥691900
パールスモーキーグレー
マットガンパウダーブラックメタリック
フォルツァ(2023)主要諸元
・全長×全幅×全高:2145×750×1360mm
・ホイールベース:1510mm
・シート高:780mm
・車重:186kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 249cc
・最高出力:17kW(23PS)/7750rpm
・最大トルク:24Nm(2.4㎏-m)/6250rpm
・燃料タンク容量:11.0L
・変速機:無断変速式(Vマチック)
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-15、140/70-14M/C 62P
https://news.webike.net/motorcycle/260390/
情報提供元 [ HONDA ]
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