WOLF(249cc)
オーナー:Rilassaruさん

ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルはスズキ「WOLF」、オーナーはRilassaruさんです。

1988年発売の「WOLF」はスズキが投入したネイキッドモデル。「バイクを気軽に楽しみたいライダーのために」と、シティユースを意識して中低速域を重視されていました……というコンセプトだけ聞くと、このモデルを知らないライダーは「じゃあグラストラッカーとか、ST250みたいなストリートバイクですか?」と思いたくなるワケですが、その中身は明らかにストリートの域を逸脱していました。ウルフはレーサーレプリカ「RGV250ガンマ」のエンジンをベースとした水冷2サイクルVツインを搭載、カタログスペックの最高出力は45ps/9500rpm。乾燥重量は125kgというモンスターマシンです。

オーナーによると実測馬力は55PSを発揮しているうえ、現代の125ccクラスの軽量車重をさらに加速よりに調整されているとくれば、その走行性能はオーナーをして「良い意味で狂ってます」と言わしめるレベルでした。

しかし、当時はこのレベルと同等、それ以上の高性能なフルカウルレーサーレプリカが大人気。あえてネイキッド化されたウルフはややマイナー車種でした。またその後にやってきたネイキッドブームでも、クラシカルな雰囲気を楽しみたいライダーにとってこのスペックは過激であり、その販売年数は2年間……1990年には生産を終了しています。

しかしその独特のスタイリング、圧倒的な走行性能は現代にあってもまったく色あせないもの。オーナーのRialassaruさんはオークションでウルフを入手したのち、レストアを果たしてライディングを楽しんでいます。2サイクルレプリカ、そして派生モデルはどのモデルも生産終了から30年近く経っており、パーツの供給も年々困難になる中、「最高の性能、最高のスタイリング」とほれ込んだウルフに「乗れるうちに乗っておこう」というRialassaruさんの情熱に天晴!

 

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1988年に登場したウルフ。当時は短い販売で終わってしまいましたが、ネイキッドスタイルでレプリカ並みの走行性能を発揮するポテンシャルにほれ込んでいるファンもいます。

 

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メカニズム的にも、RGV250ガンマのエンジンをベースにドライブスプロケットを1丁落とし2次減速比を変更。キャブレターはガンマ譲りのスリングショットキャブ、さらに路面追従性を求めたフルフローターサスペンションを採用し、ストリートバイクの域に収まらない走行性能を発揮していました。

 

<MYバイクコメントより>
■購入動機

日本のバイクの絶頂期に作られた2ストローククオーターバイクを、乗れるうちに乗っておこうと思ったので購入。
オークションで18万で購入しレストア。

■長所

バブル時代、馬力規制が有名無実な最後の年、1988年。
この時に作られたレーサーレプリカRGV250Γのネイキッド版。
最高の性能、最高のスタイリング。
超軽量の車体に、実測55馬力のV型エンジンとガンマより加速よりに振った減速比。
良い意味で狂ってます。

■短所

燃費が15km/h位と極悪。同クラスの2ストローク車としても悪い方。
アナログCDIと古さは否めない。
余裕があるなら電装は89年式以降のデジタルCDI化も良いと思う。

■これから買う人へのアドバイス

今のバイクにはない、強烈な加速感は得難いものがありますが、30年以上前の2ストローク車なので、ある程度分かっているショップとの付き合いか、ある程度自分で修理できる事が前提となります。
悩んだら買って乗ってみるのが良いと思います。もう二度と発売されることのない貴重な2ストローク車なので。

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オーナー平均満足度3.47
評価人数: 98人
新車平均価格: -万円
中古車平均価格: -万円

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