ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、ドゥカティ「SCRAMBLER Sixty2」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけスクランブラーSixty2ってこういうバイク!!

スクランブラーSixty2は、排気量399ccの空冷Lツインエンジンを搭載し、久々に登場した普通二輪免許で乗れるドゥカティとして人気を集めました。

登場したのは2016年、前年に発表されていたスクランブラーIconをベースにして開発されたもので、同車の800ccエンジンをボア×ストロークダウン。車体にも排気量に合わせたモディファイは加えられていますが、フレームは基本的に共通。車体のサイズも、ほとんど変わりありません。

共通の車体で、排気量を落としたエンジンを搭載したモデルと聞くと、ダウングレードの廉価版というイメージを持つかもしれません。確かに、Sixty2のエンジンパワーはIconの半分ほどですし、サスペンションなどの装備もコストダウンされています。スクランブラーシリーズは、Sixty2の後に1100ccエンジン搭載モデルも追加され、現在ではバリエーションモデルが多く存在しています。そんな多種多様なスクランブラーですが、Sixty2のバランスの良さはシリーズ中で屈指と評する意見もあるのです。

その理由は“ほどほど”のパワーにあります。そもそもスクランブラーとは、オフロードバイクが確立されていない時代に、オンロードバイクのサスペンションストロークを伸ばし、アップタイプのマフラーを装着した“オフロードも走れる”といったバイクを総称したものでした。

そういった意味では、800ccエンジンはパワフル過ぎて、オフロードを走るのには高いテクニックが要求されます。その点、Sixty2の手ごろなパワーならば気軽にどんな道にも入っていけるフレキシブルさがあります。街乗りでも、扱いやすさが光ります。

スペック上は最高出力40馬力でハイパワーとはいえませんが、鼓動感が豊かなエンジンのキャラクターは健在。大排気量エンジンのパワーにも対応する車体は、キャパシティが大きく、走らせると乗りこなす楽しさが際立ちます。

すでに生産を終了しているスクランブラーSixty2。ドゥカティでは希少な、普通二輪クラスのモデルであることと、車両自体の評価の高さが相まって、新車価格を超えるプライスが付けられている中古車も珍しくありません。それだけの魅力と、価値がある一台といえるでしょう。

ちなみにSixty2というネーミングは、ドゥカティが本格的にアメリカ進出を狙ったモデルである旧スクランブラーが登場した年、1962年にちなんだものです。その旧スクランブラーは、250cc~350ccのエンジンを搭載していました。スクランブラーの本質はSixty2にこそ、あるのかもしれません。

WebikeユーザーはスクランブラーSixty2をどう感じている?

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SCRAMBLER Sixty2
中古車平均本体価格:98.09万円
口コミ件数:12件
※データは2022年11月29日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で3.77点!(評価人数:59人)

特筆すべきは走り、ルックスが4点以上と高水準をマークしています。
一方、コメントにもあるように積載性は工夫が必要な点が挙げられています。また、燃費に関しては評価が分かれるようなので、使い方次第なのかもしれません。800ccのスクランブラーと比較してパワー不足といった声もありますが、「100%乗り切れるバイクを買え」「ちょうど良いレベル」というコメントのように400㏄ならではの楽しさがあることも確かです。

スクランブラーSixty2のざっくりまとめ

よいところ

・見た目がかっこよくて一目惚れ
・中免でドゥカに乗れる
・乗ると面白いほど軽快
・楽な姿勢で乗れる
・足つきも良い

悪いところ

・ハイオク仕様で燃費は良くない
・メンテナンス費用はちょっと高いかも
・積載性は皆無
・長距離ではお尻がなることもある
・ハンドルの切れ角がなく小回りがきかない

スクランブラーSixty2オーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。

☆タケル☆さんさん

購入動機・用途・比較車種 購入動機:道を選ばない足が欲しかった。
長所・満足な点 スタイルと乗りやすさ。フラットダートくらいなら走れるから林道ツーリングや急な未舗装路の走行も安心。もちろん一般道や高速道路も苦にならない万能さに満足。
短所・不満な点 燃費が良くない。14リットルタンクだが320キロ程度しか走れない。燃料計がないので300キロを越えるツーリングではガソリンスタンドを把握しておく必要あり。
これから買う人へのアドバイス 加速感やスピードを求めるバイクではない。そこを理解して購入しないと飽きや物足りなさが出るかも。日常使いや単独ツーリングなど、自由気ままな使い方を希望する人に向いていると思います。

narithingさん

購入動機・用途・比較車種 購入動機:数年前にリタ-ンし、キャンプツーリング目的で125ccのバイクに乗っていたが、どうしても行動範囲が狭くなってしまうため、高速道路を走行できるバイクを探していたところ、このsixty2を発見し一目惚れ。
長所・満足な点 スタイリッシュな外観と独特のエンジンフィール。
構えることのないリラックスしたポジションでツーリングも楽にこなせるが、峠でのコーナーリング性能も、自分のスキルでは必要にして十分。
燃費も平均で27.5km/Lとまずまず。
短所・不満な点 積載性は皆無なので、キャンプツーリング等に使用する場合はキャリアなどの増設が必要。
若干シートが硬いので、長距離ではお尻がなることもある。
国産に比べると若干メンテナンスコストがかさむ。
これから買う人へのアドバイス 2017/8現在、購入して約8ヶ月。
日帰りやキャンプツーリングで各地に出かけ、走行距離も9,000kmを超えた。
小さいながらも、DUCATIならではの鼓動感やフィーリングをかんじながらのツーリングは最高!

しょうちゃんさん

購入動機・用途・比較車種 購入動機:通学を快適にするため原付からのチェンジ
一目惚れしました。
長所・満足な点 まず見た目がかっこよくて一目惚れしたのもありますがエンジン音もへヴィで楽しめます。
海外メーカーのものなので人と違ったバイクに乗っているという点も良いと思います。
私は身長が低いですがこのバイクは足つきも良いので安心です。
短所・不満な点 ドゥカティはイタリアのメーカーなので何か部品を注文するとなると時間が掛かってしまうようです。今のところあまり重荷には感じておりません。
これから買う人へのアドバイス 一番気に入ったバイクに乗りましょう!
自分も色々金銭的な問題だったり近場に正規ディーラーがなかったり維持費とかの不安はありましたが一番気に入ったものを購入してとても満足しています。

 

スクランブラーSixty2のライバルをチェックする

400ccクラスで、スクランブラーSixty2と競合するモデルをと見回しても、すぐには思いつきません。2気筒やLツインをキーワードに考えても、キャラクターの近いものが見当たらず、あっても車両のコンセプトが違いすぎたり、年式が古過ぎたりするものばかりです。それほど、スクランブラーSixty2というバイクは個性的な存在なのです。

近年の、ネオ・クラシックテイストを取り入れたモデルを取り上げるのなら、ホンダGB350は有力な対抗馬になりえます。GB350は大柄でオーセンティックなスタイリングと、ロングストロークのシングルエンジンが好評。あくまでオンロードにフォーカスした車両であり、スクランブラー的なオフロード要素は希薄ですが、素性の良さを活かしスクランブラーチックなカスタマイズを施されることも多々有ります。“スクランブラースタイルに乗りたい”と考えるのであれば、車両の入手のしやすさという点でベースマシンとして魅力的な一台です。

※オーナー平均満足度や口コミ数は2022年11月29日現在です。

ホンダ・GB350

オーナー平均満足度4.05(評価人数:153人 )
新車平均価格: 71.9万円
中古車平均価格:74.7万円
口コミ件数9件

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ドゥカティ Scrambler Sixty2の価格情報

ドゥカティ Scrambler Sixty2

ドゥカティ Scrambler Sixty2

新車 0

価格種別

中古車 28

本体

価格帯 ―万円

万円

諸費用

価格帯 ―万円

万円

本体価格

諸費用

本体

71.59万円

価格帯 39.8~89.8万円

諸費用

7.93万円

価格帯 8.2~13.41万円


乗り出し価格

価格帯 ―万円

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79.53万円

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