
ホンダから、2023年モデルの「レブル1100(Rebel 1100)」発売が発表された。今秋開催されたミラノショーで初披露されたバリエーションモデル「レブル1100T」も同時発売だ。発売日は2023年2月23日となる。
スタンダードモデルには継続色のブラックメタリックと新色のグレーメタリックの2色がラインナップされ、レッドメタリックは廃止。価格は113万8500円(DCT搭載/124万8500円)となる。レブル1100Tのカラーリングはブラックメタリック1色。こちらはフロントカウル、サドルバッグを標準装備したバガースタイルで、価格は131万4500円(DCT搭載/142万4500円)となる。
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2023年は新色追加で3万8500円値上がり
2021年に発売されたレブル1100は、250/500ccにも展開するレブルシリーズのハイエンドモデル。CRF1100Lアフリカツインと基本設計を共有する、排気量1082ccの水冷4スト並列2気筒OHC4バルブエンジンを搭載したクルーザーだ。トラクションコントロールやクルーズコントロールといった最新クルーザーに求められる機能に加え、アフリカツインと同じDCT(デュアルクラッチトランスミッション)搭載モデルもラインナップ。クラッチ・シフト操作を電子制御するため、AT限定免許でも運転が可能だ。
2023年モデルは従来モデルから諸元の変更なく、新色「イリジウムグレーメタリック」が追加。従来の「ボルドーレッドメタリック」は廃止され、全2色のラインナップとなった。また、販売価格は従来110万円だったところから、3万8500円の値上がりとなった。

レブル1100の2023年モデルでは新色「イリジウムグレーメタリック」が登場。グロス仕上げで金属的な質感のカラーだ。
レブル1100(2023)
発売日:2023年2月23日
メーカー希望小売価格:113万8500円(DCT搭載:124万8500円)
イリジウムグレーメタリック(新色)
ガンメタルブラックメタリック(継続)
標準装備のカウルとサドルバッグでツアラー特化したレブル1100T
2023年モデルには、従来オプション装備だったカウルとサドルバッグを標準装備したバリエーションモデル「レブル1100T」が新たに登場した。諸元はスタンダードモデルから変わらないが、大型カウルとハードケースの装備によってバガースタイルに変貌。いっそうのツーリング性能を高めた。価格はスタンダードから17万6000円高い、131万4500円(DCT搭載/142万4500円)となる。

従来、オプションパーツだった大型カウルとハードタイプのサドルバッグを採用したレブル1100T。カウルはショートタイプとなっている。サドルバッグは右側16L、左側19L)の大容量だ。

主要装備はスタンダードモデルと変更なく、高度な電子制御も同じ。大型カウルはハンドルをすっぽりカバーできるサイズで、高速走行時の安定性に寄与する。
レブル1100T(2023)
発売日:2023年2月23日
メーカー希望小売価格:131万4500円(DCT搭載/142万4500円)
ガンメタルブラックメタリック(新色)
レブル1100(2023)主要諸元
()内はレブル1100T
・全長×全幅×全高:2240×830(850)×1115(1180)mm
・ホイールベース:1520mm
・シート高:700mm
・車重:223(238)kg
・エンジン:水冷OHC4ストローク4バルブ直列2気筒 1082cc
・最高出力:87PS(64kW)/7000rpm
・最大トルク:10.0㎏-m(98Nm)/4750rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:常時噛合式6段リターン【電子式6段変速(DCT)】
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=130/70B 18M/C 63H、R=180/65B 16M/C 81H
情報提供元 [ HONDA ]
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