
11月8日にヤマハが欧州で新型スポーツヘリテージシリーズを発表した。2023年は新たにXSR700レガシー(XSR700 Legacy)がデビューするとともにXSR125がニューカラーに変更された。
スクランブラースタイルのXSR700レガシーは国内導入予定なし
2022年にLEDヘッドライトを採用するなどのモデルチェンジを実施したXSR700には、2023年に新たにデュアルパーパスタイプのピレリ製MT60RSタイヤを装着したXSR700レガシーが欧州で新登場した。
タンクカバーにはスピードブロックが施されるなどよりクラシックテイストを高め、フォークブーツやヘッドライトガードなどを装備。スクランブラーカスタムを盛り込んだ仕様となるが、日本での発売予定はないとの情報だ。
そして、2020年に欧州でデビューしたXSR125は、従来の赤、黄、黒の3色から黄色のみ継続で白と青が加わった。青=ヤマハブルーは、兄貴分であるXSR900のゴロワーズカラーに近づけており、欧州でも人気が出そうだ。
なお、XSR125には2021年に追加されたXSR125レガシー(XSR125 Legacy)が存在するが、こちらは変更なし。黒=ヒストリックブラックは1980年代のRZやXJが採用したグラフィックを踏襲したもので、こちらが2023年後半に日本に導入される可能性が高い。

XSR700レガシー欧州仕様 [YAMAHA] 2022年にモデルチェンジしたXSR700の派生機種でワイドなブレース付きハンドルを装備するなどスクランブラーカスタムを盛り込んでいる。

2023年型XSR125欧州仕様 [YAMAHA] 3色のうち2色が新色になった。写真はヤマハブルーで他にヘリテイジホワイト(新色)、インパクトイエロー(継続)がある。

2023年型XSR125レガシー欧州仕様 [YAMAHA] 700と同じようにデュアルパーパスタイヤとスポークホイールを装備し、スクランブラーカスタムとクラシックカラーを盛り込んでいる。
2023年型XSR125/レガシー欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:1960×800×1065mm
・ホイールベース:1330mm
・シート高:815mm
・車重:140kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 124cc
・最高出力:15PS/10000rpm
・最大トルク:1.17kg-m/8000rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70-17、R=140/70-17
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