ミラノショーでホンダが発表した2023年型新型XL750トランザルプが日本でも発売される見込みだ。ここでは、気になる価格や発売時期の情報が入ってきたのでお伝えしたい。

日常から世界一周までカバーするミドルアドベンチャーツアラー

ホンダがCRF1100Lアフリカツインに次いで、懐かしのアドベンチャーツアラーを復活させた。初代のトランザルプXL600Vは1986年12月に海外デビューしたデュアルパーパスツアラーで、近年1000ccオーバーからミドルクラスへ移行しつつある需要に応えて日本でも復活するだろう。

新型XL750トランザルプのコンセプトは、「日常から世界一周まで、どこでも行けるジャストサイズオールラウンダー」で軽快さや扱いやすさ、多用途性を重視して開発された。街乗りや高速走行、ワインディングだけでなくオフロードまでカバーしており万能性にかなり優れたモデルだ。

エンジンは新開発の並列2気筒755ccを採用。同時開発のCB750ホーネットと共通で、91.8PS/9500rpmのスペックもそのままとしている。また、クランクシャフトを270度位相する方式はライバルのヤマハ・テネレ700と同じだが、近年ではアフリカツインを始め広く採用されている。

スチール製ダイヤモンドフレームは、ダウンチューブを省略して軽量化を達成。車重はテネレ700より67cc/約19PS上回っているにも関わらず208kgとわずか3kg増に留めている。さらに、フロント21インチ、リア18インチのスポークホイールはタイヤサイズまでテネレ700と同一としている。

XL750トランザルプ欧州仕様 [HONDA] 日本に導入されるのはこのロスホワイト1色のみになる見込みだ。税込130万円前後で5月下旬に発売されるだろう。

エンジンとメインフレーム部分はCB750ホーネットと共通としつつ、スイングアームはホーネットの鉄からアルミ製にするなど、装備に差をつけている。

2022年型テネレ700国内仕様 [YAMAHA] 往年のラリーマシンの名称を復活させて国内では2020年に発売された。その名の通りオフロード性能の高さがウリ。2023年初頭に新色が登場予定だ。

テネレ700にはない電子制御やスマホ連携のインターフェースを装備

XL750トランザルプは基本性能においてヤマハ・テネレ700と同等の車重、約19PS上回るエンジン、25mm低い850mmのシート高などで対抗しているが、さらに電子制御も徹底的に盛り込んで差をつけている。

ライディングモードは、スポーツ、STDやレインに加えてオフロードに対応したグラベルモードを用意しており、さらにトラクションコントロールやリアのABSはオフにすることもできる。また、制御にはウイリーコントロールも盛り込まれている。

そして、日本仕様にはホンダスマートフォンボイスコントロールシステム(Honda Smartphone Voice Control system=HSVCS)も搭載される見込みだ。車両とスマートフォンを連携し、ハンドルスイッチや音声入力で音楽再生や通話などの操作が可能になるので、ツーリングで重宝しそうだ。

メーターは5インチTFTディスプレイを採用し、ライダーの好みで4種類の表示テーマを選択可能。シート下にはUSBソケットも用意している。XL750トランザルプは、基本性能はテネレ700をベンチマークにしつつ、最新快適装備で差をつけているのが分かる。

XL750トランザルプはオフロードの走破性に優れるフロント21インチホイールを採用。ショーワ製径43mm倒立フォークは200mmのストロークを確保する。ブレーキディスクは大径310mmだ。

リアホイールは18インチで写真の車両はメッツラーのカルーストリートを装着する。スイングアームはアフリカツインと同構造だが、アルミ材を専用とした。アクスルトラベルは190mmを確保。

シート高は850mmでSTDではテネレ700の875mmよりも25mm低い。一方、最低地上高はトランザルプ210mmに対しテネレは240mmを確保しており、オフの走破性はテネレ700が有利と思われる。

テーパータイプのパイプハンドルはアドベンチャーらしくワイドでアップライトなポジションを実現。左のスイッチボックスにジョイスティック状のコントローラーを備える。

XL750トランザルプは5インチのカラーTFTメーターを採用する。スマホとの連携も可能な最新装備はトランザルプが有利な点だ。

XL750トランザルプ欧州仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:2325×838×1450mm
・ホイールベース:1560mm
・シート高:850mm
・車重:208kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2筒SOHC4バルブ 755cc
・最高出力:91.8PS/9500rpm
・最大トルク:7.65kg-m/7250rpm
・燃料タンク容量:16.9L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=90/90R21、R=150/70R18
・予想価格:130万円前後(国内税込)

2022年型テネレ700国内仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:2370×905×1455mm
・ホイールベース:1595mm
・シート高:875mm
・車重:208kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2筒DOHC4バルブ 688cc
・最高出力:73PS/9000rpm
・最大トルク:6.9kg-m/6500rpm
・燃料タンク容量:16L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=90/90-21、R=150/70R18
・価格:128万7000円

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