
アメリカ最古のバイクブランド、インディアンから2023年モデルの日本向けラインナップが発表された。なかでも注目はストリートトラッカー「FTR」のモデルチェンジと、新バリエーション「FTR Sport」の登場だ。
https://news.webike.net/motorcycle/250554/
注目のFTRに新バージョンFTR Sport登場!
2019年発売のFTRは、今回のマイナーチェンジで3つのライドモードを設定。電子制御である「リーンアングルセンシティブスタビリティコントロール」により、さまざまなシチュエーションで予測可能なハンドリングを実現した。また、新デザインのスポーツマフラー、新型クラッチの採用とフロントブレーキの再チューニングにより、ビジュアルと性能面での進化を果たしている。
新登場となる「FTR Sport」は「FTR S」の後継となるバリエーション。「RIDE COMMAND」を搭載した4インチタッチスクリーンディスプレイを採用し、新デザインのタンクパネルやゼッケンプレート、シートカウルといったレーシーなパーツを標準装備。ストリートモデルながらハイパフォーマンスなDOHC水冷Vツインの性能を楽しめる、マッシブなシルエットに仕上げられた。
さらに従来バリエーションの「FTR R CARBON」も続投。こちらは随所にカーボンパーツをあしらい、プレミアムステッチシートを採用した最上位グレードで、リアショックにはオーリンズ製フルアジャスタブルサスペンションを採用。4インチタッチスクリーンディスプレイも新搭載した。最も高いポテンシャルを発揮するプレミアムモデルだ。

FTRは2019年登場のストリートトラッカー。今回のモデルチェンジでメーター、マフラー等機能面の刷新が行われた。新カラー「ブラックメタリック」「ステルスグレー/オレンジバースト」も登場。

新登場となる「FTR Sport」はゼッケンプレート、チンフェアリング(アンダーカウル)などをスタンダードモデルに追加したバリエーション。トラクションコントロール、コーナリングプリコントロール、ウィリーミティゲーション(緩和システム)などの電子制御を備えるが、オフにすることも可能だ。

「FTR R Carbon」は最上位グレードのバリエーションで、カーボン製タンクカバーやプレミアムステッチシートを採用し、高級感を強めているモデル。こちらは従来モデルから続投だ。

FTR SportとFTR R Carbonは「RIDE COMMAND」を採用した4インチ丸形タッチディスプレイを新採用(ナビ機能は日本未対応)。
FTR(2023)
メーカー希望小売価格:¥2,48,8000 ~
Black Metallic
Stealth Gray / Orange Burst
FTR Sport(2023)
メーカー希望小売価格:¥2,788,000 ~
Black Metallic
White Lightning / Indy Red
FTR R Carbon(2023)
メーカー希望小売価格:¥2,988,000 ~
Carbon Fiber
FTR(2023)主要諸元
エンジン型式:水冷V-Twinエンジン
排気量:73cu/1203cc
ボアxストローク:4.016in x 2.898in/102mm x 73.7mm
圧縮比:12.5:1
電子制御燃料噴射システム:クローズドループ制御 / スロットル径60mmデュアルボア
最大トルク:(995/1/EC Nm)118Nm/6000rpm
プライマリードライブ:ギアドライブ、湿式クラッチ
ドライブ/ドリブンクラッチ:湿式多版アシスト&スリッパ―
サスペンション:ZF Sachsフルアジャスタブル・テレスコピック・カートリッジフォーク/120mm
サスペンション:ZF Sachsフルアジャスタブル・ピギーバッグIFP/120mm
ブレーキ/フロント:Bremboデュアル320mm t5ローター/4ピストンキャリパー
ブレーキ/リア:Bremboシングル260mm t5ローター/2ピストンキャリパー
タイヤ/フロント:Metzeler Sportec 120/70ZR17 58W
タイヤ/リア:Metzeler Sportec 180/55ZR17 73W
情報提供元 [ Indian MOTORCYCLE ]
この記事にいいねする