
ホンダから、大型スポーツネイキッド「CB1000R」の2023年モデル発売が発表された。従来モデルからカラーリングが刷新。「ボルドーレッドメタリック」が追加され、旧カラーの継続はなし。またブラックアウトされた上位エディション「CB1000R Black Edition」も一部のカラーリング変更が行われた。発売日は2023年1月19日、価格はスタンダードモデルが167万900円、ブラックエディションが171万6000円で、従来モデルからの据え置きとなる。
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各所をブラックに変更、エッジの効いた新色で登場
CB1000Rは2008年に海外で登場したが、2018年モデルからネオクラシックスタイルにフルモデルチェンジ。クラシックなデザインを踏襲しつつ、スーパースポーツCBR1000RR由来の998cc直列4気筒エンジンや各種電子制御、スロットルバイワイヤやアシストスリッパークラッチといったハイポテンシャルな性能を持つ。さらに2021年には最新排ガス規制に対応したマイナーチェンジを果たし、スラントされたヘッドライトやスマートフォン連携機能(ホンダスマートフォンボイスコントロールシステム)を採用している。
2023年モデルでは、装備や諸元の変更はなし。カラーリングが従来モデルから刷新され、「ボルドーレッドメタリック」が新登場した。従来もレッド系カラーはラインナップされていたが、新カラーではヘッドライトリム、トップブリッジ、ボトムブリッジ、ハンドルホルダー、シートレールのカラーをブラックに変更。車体各部をより引き締めた印象となる。また、チタンコートなどの特殊な仕上げを施された上位エディション「CB1000R Black Edition」も販売継続。こちらは燃料タンク上部に車名ロゴを配したグラフィックを新たに採用し、若干のグラフィック変更を果たした。

新色「ボルドーレッドメタリック」が登場。スペック面の変更はないが、価格も従来モデルと据え置きとなる。

CBR1000RRと基本設計を共有するDOHC水冷4気筒エンジンは107kW(145PS)/10,500rpmの高出力を発揮。車体構成はマスバランスの集中化と軽量化が意識されており、上質は走りの性能を具現化している。
CB1000R(2023)
発売日:2023年1月19日
メーカー希望小売価格:1,670,900円(Black Edition:1,716,000円)
ボルドーレッドメタリック
Black Edition
CB1000R(2023)主要諸元
・全長×全幅×全高:2120×790×1090mm
・ホイールベース:1455mm
・シート高:830mm
・車重:213kg
・エンジン:DOHC 水冷4ストローク4バルブ直列4気筒998cc
・最高出力:107kW(145PS)/10,500rpm
・最大トルク:104Nm(10.6kgf-m)/8250rpm
・燃料タンク容量:16.0L
・変速機:リターン式・6段変速
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:120/70ZR17M/C(58W)、190/55ZR17M/C(75W)
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情報提供元 [ HONDA ]
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