11月8日に開幕したミラノショーでホンダのXL750トランザルプやスズキのVストローム800DEがデビューし、急に賑やかになってきたミドルアドベンチャーツアラー。先行するテネレ700も安穏としていられないが、日本でも新展開が見られそうだ。

ソノートヤマハカラーはコレクターアイテムになりそう

国内では2020年に発売され、シンプルな装備と圧倒的なオフロード走破性の高さからコアなファンに熱烈な支持を受けているテネレ700。足着き性が不利になっても走りを取ったその姿勢に惚れ込むファンのために、ヤマハが次なるサプライズを用意するだろう。

それが、欧州で2020年から発売されているテネレ700ラリーエディションの国内発売。2022年型から赤ストロボの「ヘリテイジホワイト」に変更されたが、ソノートヤマハのパリダカールラリーでの栄光とTX600テネレを彷彿させる「スカイブルー」の発売が濃厚だ。

欧州で発売されるテネレ700ラリーエディションは、特別なヘリテイジカラーだけでなく20mm高い専用ラリーシートや4mm厚のアルミ製スキッドプレート、アクラポヴィッチ製スリップオンマフラーなどを装備するがこれが日本でどこまで再現されるかは不明。

すでにヤマハは、国内各地のイベントで日本版テネレ700ラリーエディション(編集部による仮名)を展示しており、リサーチはかなり進んでいると思われる。展示された車両はラリーシートが非採用になっているなど、欧州仕様と完全にイコールにはならないと思われる。

予想登場時期は2023年初頭なので、まずはヤマハの発表を待ちたい。

2021年型テネレ700ラリーエディション欧州仕様 [YAMAHA] ブルーのボディに黒ストロボを配したヘリテイジカラーを採用。豪華装備を誇るが、日本版の装備は不明だ。

1983年型XT600テネレ [YAMAHA] 1979~1981年とパリダカールラリーを2連覇したXT500をベース進化し、アフリカの砂漠の地名「テネレ」を車名に加えた記念すべきモデル。

フランスを拠点とするソノートヤマハがパリダカールラリーに参戦した時のXT500と並走するテネレ700ラリーエディション。目指す世界観が端的に示されている。

ヤマハは8月の鈴鹿8耐や10月のモーターサイクルデー2022などでラリーエディションが採用したブルーの外装を纏ったコンセプト車を展示している。

ノーマルで875mmあるテネレ700にさすがにハイシートの装着はないが、欧州のラリーエディションに準じた装備が展示車には装着されていた。市販版はどうなる?

2022年型テネレ700国内仕様主要諸元(参考)

・全長×全幅×全高:2370×905×1455mm
・ホイールベース:1595mm
・シート高:875mm
・車重:205kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 688cc
・最高出力:73PS/9000rpm
・最大トルク:6.9㎏-m/6500rpm
・燃料タンク容量:16L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=90/90-21、R=150/70R18
・価格:128万7000円

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