ホンダから、開催中のミラノショーにて海外向けモデル「CL500」が発表された。レブル500、CB500(欧州モデル)と基本設計が同じ水冷並列2気筒エンジンを搭載しつつ、ホンダのヒストリックモデル「CL」の名を冠した新型スクランブラーとなる。発売予定日などは未発表ながら、国内発売は250ccモデルを加えて2022年3月発売が予想されており、ミドルスクランブラーの大注目モデルとして期待が高まる!

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モダンイメージのスクランブラースタイル

CLシリーズはホンダが伝統的に用いてきた、スクランブラースタイルのモデルへのネーミングだ。1960年代に登場し、1998年の「CL400」を最後に途絶えていたシリーズでもある。その復活はホンダの取得特許などの情報によって各所から予想がなされていたが、この度ようやく正式な発表となった。

CL500は1960年代~70年代に流行したスタイルを踏襲し、タンクパッドやアップタイプのマフラー、フォークガードやショートフェンダーを装備。ホイールサイズはフロント19インチ・リア17インチで走破性の高いオフロードテイストを感じさせる、まさにスクランブラーそのもののシルエットだ。しかし各種装備は最新のもので、フルLEDの灯火類やネガティブLCDディスプレイメーター、ESS(緊急停止信号)テクノロジーなどにより、快適性はレブル譲りの高い水準となる。また、シート高はオフロードテイストながら低めの790mmとなっており、こちらもユーザーフレンドリーなキャラクターとなりそうだ。

エンジンはレブル500と共通設計となる471ccの水冷並列2気筒DOHCエンジンを搭載。スリッパークラッチを採用した6速マニュアルミッションを備える。最高出力は34.3kW(46.6PS)を発揮、CL500専用のECU設定やショートに設定した最終ギア比で、レスポンスの高い加速性能に味付けされている。

なお、現状国内モデルの発売については未発表ながら確実視されており、日本国内向けの250ccモデルの登場も濃厚だ。こちらはレブル250をベースとしたシングルエンジンのモデルと目されており、250、500とも3月下旬発売と予想される。1月下旬には日本でも正式発表されるだろう。

 

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1962年に登場した初代CL「ドリームCL72スクランブラー」と共通する要素を持つ新型CL500。タンクパッドやアップマフラー、大径ホイールなどの装備を持ちつつ、ユーザビリティはシチュエーションを選ばないものとなっている。

 

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エンジンは471ccの水冷並列2気筒DOHCで、レブル500と同様の出力34.3kW(46.6PS)/8500rpmを発揮。ボア&ストロークは67mm×66.8mm、圧縮比10.7:1といった数値もレブルと同様だ。しかし専用ECUの設定やファイナルギアの歯数変更(レブル40枚→CL41枚)によって、フィーリングは異なったものとなっている。

 

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灯火類はフルLEDを採用。ヘッドライトのレイアウトは2020年以降のレブルシリーズと同じ4連LEDを採用している。

 

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急ブレーキ時に作動するESS(エマージェンシーストップシグナル)を標準装備。作動時にはリアインジケーターが点滅することで追突危険性を防止。

 

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タンクはクラシカルな曲線基調のデザインでタンクパッドを装備。ニーグリップ性も考慮されている。容量は12.0Lで、11.2Lのレブルからは0.8Lの増加を果たした。

 

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マフラーはサイレンサー部分がアップしたスタイルで、エキゾーストパイプはエンジン下部で集合している。レブルよりも重い低周波サウンドに調整されている。

 

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メーターはLCD液晶でネガティブディスプレイ表示。こちらもレブル500と同一デザインで、タコメーターは装備されていない。ハンドルもアップライトで取り回しのよいワイドスタイルだ。

 

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ホイールはフロント19インチ、リア17インチでブロックパターンイメージのタイヤを装備。ブレーキは前後ともにシングルディスクだ。

 

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シート高は790mm。車体幅もスリムに設定されており、足つき性にも配慮されている。シート下にはヘルメットホルダーを装備。ホンダエンブレムはエンボス加工されており、高級感抜群

ビビッドな4色展開でネオレトロスタイルを楽しむ

今回発表されたCL500のカラーバリエーションはオレンジ、グリーン、ブルー、マットブラックの4色となる。クラシックなCLのイメージに固定されないビビッドなカラーリングは、様々なシチュエーションで個性を発揮する。

マットローレルグリーンメタリック

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キャンディーエナジーオレンジ

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キャンディカリビアンブルーシー

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マットガンパウダーブラックメタリック

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CL250も国内では発売確実!?

CL500の発表と同時に、国内サイトでも「CL250」の画像が公開された。こちらはCL500と同じコンセプトのクラシカルなスクランブラーながら、レブル250のものと似通った単気筒エンジンを搭載。海外仕様では未公開のカラーリングもあり、ホンダからの発売アナウンスがとても待ち遠しいところだ!

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ホンダ国内サイトで公開された「CL250」。レブル250ベースと思しき水冷シングルエンジンを搭載しており、カラーは海外モデルにはないホワイトに見える。詳細は公式発表を待つべし!

CL500(2023:海外モデル)主要諸元

・全長×全幅×全高:2175×831×1135mm
・ホイールベース:1485mm
・シート高:790mm
・車重:192kg
・エンジン:SOHC 水冷4ストローク8バルブ並列2気筒471cc EURO5準拠
・最高出力:64kW(87PS)/7000rpm
・最大トルク:98Nm(9.9kgf・m)/4750rpm
・燃料タンク容量:13.6L
・変速機:リターン式・6段変速
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:110/80R19M/C 59H、150/70R17M/C 69H

※項目に誤記がございましたので、修正しています。(2022年11月09日)

情報提供元 [ HONDA EUROPE ]

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    いいね!でも販売台数が少ないと買えないよ~ホンダさんおねがいしますっ。

  2. 匿名 より:

    CL500なのに1084ccなの?
    校正とかしないのかね?

  3. 匿名 より:

    このフレームは「500と250で共用化してる」所で既に驚きだが、それを「オフも走れる車種でも共用化」できるとか、凄すぎるんだが。

  4. バイク乗り より:

    どこに1084ccなんて書いてある?
    471ccって書いてあるけど?

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