11月7日、イタリアのファンティックがキャバレロ700(CABALLERO 700)を発表した。現在125ccと500cc単気筒をラインナップするシリーズに、並列2気筒689ccのモデルを追加する。

エンジン外観はMT-07系のクロスプレーン2気筒

往年のスクランブラーイメージのスタイルで日本でも注目されているファンティックのキャバレロシリーズに、最大排気量の2気筒モデルがデビューする。エンジンはユーロ5対応の並列2気筒689ccで、スペックは最高出力75hp、最大トルク6.9kg-mを発揮する。

この数値はヤマハのMT-07とほぼ一致しており、外観もCP(クロスプレーン)2エンジンにそっくり。ヤマハは、2020年10月にイタリアのエンジン製造子会社「モトーリ・ミナレリ」をファンティックモーターに譲渡し、これを通じて両社のパートナーシップを強化するとしていたので、製品として具現化したと思われる。

ファンティックは、このエンジンをクロモリ鋼シングルバックボーンフレームに搭載し、アルミ製スイングアームとマルゾッキ製径45mmフロントフォークを採用。ホイールは兄弟モデルと同じフロント19インチ、リア17インチサイズとし、キャバレロスクランブラーシリーズの共通のスタイルを受け継いでいる。

メーターは3.5インチTFTディスプレイを採用し、ブルートゥースでスマートフォンと連携が可能。価格は1万ユーロ(約146万円)を目指しており、2023年4月に発売予定だ。国内の輸入はモータリストが手がけているが、発売時期など現状未定だ。

CABALLERO700欧州仕様 [FANTIC] ミラノショーの前日に公開されたニューモデル。車重はMT-07の184kgよりも軽量な180kgとアナウンスされている。タンク容量はMT-07と同じ14Lだ。

クラシックな外観に関わらず、3つのエンジンモードやトラクション コントロール、コーナリングABSも搭載されており、装備はMT-07を超えている。

CP2の刻印の入った並列2気筒エンジンを採用。270度位相のクランクシャフトでトルク特性に優れた爆発間隔を実現するエンジンだ。テネレ700などにも使われている。

MT-07欧州仕様 [YAMAHA] 10月25日に正式発表された2023年型のMT-07。エンジンは2021年にユーロ5に対応しており、新型はカラーTFTメーターを採用した。

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