
ヤマハから123ccのオフロードファンライドモデル「TT-R125LWE」の国内発売が発表された。公道走行はできないが、軽量な車体と扱いやすいエンジンによって、オフロードを手軽に楽しめるモデルだ。発売日は2022年11月30日で、10月20日~25日までの5日間「ヤマハオフロードコンペティションモデル 正規取扱店」で期間限定予約が受付される。価格は45万1000円、年間生産台数は500台の予定だ。
オフロードファン待望のお手軽マシン
TT-R125LWEは2000年に発売されたが、近年は海外販売のみの供給となっていた。国内での正規販売は2007年以来となる。小型軽量の車体にセルスターター搭載の4ストロークエンジン、余裕のあるホイールトラベルで本格的なオフロード走行を存分に楽しむことができる、初心者からベテランまでユーザーを選ばないモデルだ。
セルスターターを装備した扱いやすくレスポンスに優れたエンジン
良好な始動操作性を実現するセルスターターを装備した空冷4ストロークSOHC123cm³エンジンを採用。
幅広いユーザーの扱いやすさを考慮し、中低速トルクを重視した特性でレスポンスの良いVM20キャブレターにより高回転までストレスなく回るエンジンだ。
なおバッテリーには、メンテナンスフリーのMFバッテリーを採用している。
スリムなポジションと自由度の高いフラットシート
YZシリーズ同様、さまざまなライディングアクションにフィットするスリムな車体に、前後自由度の高いフラットなシートを採用。軽快な乗車フィーリングをもたらす。
また、折りたたみ式フットペグは、濡れたり泥のついた状態でも滑りにくく工夫されている。
優れた走破性を実現する足まわり
ホイールトラベルは、前180mm、後168mmを確保。
フロントサスペンションはイニシャル調整機構付き、リアサスペンションは伸側・圧側の減衰力調整機能に加えて、イニシャル調整機構も備えたリンク式で、優れた走破性を実現。
タイヤは、YZ85LWと同じサイズ(フロント19インチ、リア16インチ)のオフロード走行専用タイヤとし、タイヤ選択の幅を広げ、さまざまな走行条件に対応できる。
強力な制動力と優れた操作性を確保するため、フロントには有効径φ198mmの大径ディスクブレーキを採用。
YZを連想させる外観デザイン
モトクロス競技用「YZシリーズ」のイメージを受け継いだ外観デザインとグラフィックを採用しました。フレームはダイヤモンド型フレームで、ファンライドでの扱いやすさと楽しい走破感を具現化。
ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)
発売日:2022年11月30日
メーカー希望小売価格:¥451,000
TT-R125LWE(2023)主要諸元
車名 | TT-R125LWE | |
全長 (mm) | 1885 | |
全幅 (mm) | 795 | |
全高 (mm) | 1085 | |
シート高 (mm) | 805 | |
重量 (kg) | 90 | |
エンジン種類 | 水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ | |
総排気量 (cm3) | 123 | |
内径×行程 | 54.0×54.0mm | |
圧縮比 | 10.0:1 | |
燃料タンク容量 (L) | 6.0 | |
変速機形式 | 常噛5段リターン | |
タイヤ | 前 | 70/100-19 42M(チューブタイプ) |
後 | 90/100-16 52M(チューブタイプ) | |
ブレーキ | 前 | 油圧式シングルディスクブレーキ |
後 | 機械式リーディングトレーリングドラムブレーキ |
情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]
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公道バージョンもほしいなあ
僕も行動走れるのが欲しいなあ!