
ヤマハの新しい特許が2022年5月24日に発行された。その内容は「シームレス変速機の変速ショックを抑制する」というものだが、図版に使用されている車両はMotoGPマシン・YZR-M1ではなく、我々もよく知る市販車「YZF-R1」だった。こ、これは………ッ!!
動力伝達を切断することなく変速できるシームレスミッション
コンマ1秒のラップタイムを競うレースの世界では、昔から無駄のないシフトワークがライダーに必要なスキルとされてきた。できるだけ素早くシフトアップすることが加速時の無駄をなくし、スムーズなシフトダウンは余計な挙動を生まない。そうやってライダーの操作が違いを生み出してきたが、現在のレーシングマシン(およびスポーツバイク)では、これがエンジニアリングの領分になってきている。
情報提供元 [ WEBヤングマシン ]
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