
ヤマハは、ビジネススクーター「GEAR(ギア)」シリーズの2023年モデルを2022年12月9日に発売する。
4ストローク水冷単気筒エンジンを搭載し、低いリアデッキで荷物の積み下ろしが便利なギアシリーズは、スタンダードモデル「ギア BX50(GEAR)」が26万700円、新聞配達用のフットブレーキや大型バスケットを装備した「ギア (ニュースギア)BX50N(NEWS GEAR)」が27万1700円、シートに座ったままスタンドを掛けられる機構を装備する「ギア BX50S(GEAR Parking Stand)」が28万2700円」の3モデルのラインナップとなる。
https://news.webike.net/motorcycle/230537/台湾ヤマハによる独自生産が続くギアシリーズ
1994年に登場したギアシリーズは、モデルチェンジを受けながら販売が続いている息の長いビジネス用原付一種モデルだ。デビュー時より2007年までは2サイクルエンジンを搭載、2008年のフルモデルチェンジで4サイクルエンジンとなり、インジェクションを採用した。いずれも大きく低いリアデッキを特徴とし、荷物の積み下ろしがしやすいように設計されている。シート下スペースはメットインではなく7.5Lの大容量の燃料タンクを装備。満タン時の航続距離は501.7km(メーカー発表概算値)となり、配達業務の現場で大きく活躍できる。
「ニュースギア」はスタンダードのギアを、特に新聞配達に特化した装備を搭載したモデルで、大型のフロントバスケットやブラッシュガード(ハンドガード)、足踏み式のフットブレーキなどにより、悪天候時や駐停車での取り扱いにも便利だ。「ギア パーキングスタンド」は簡単操作でパーキングスタンドを展開、安定した停車ができ、配達業務時の作業性を高めている。また2023年全モデルでは、車体ロゴを新色のグレー(フロストシルバー)に変更した。
ヤマハは現在、2016年からホンダと提携を行っており、原付一種は協業体制をとっているが、ギアシリーズは台湾山葉機車(YMT)の製造だ。ヤマハのラインナップする50cc他2モデルはホンダ製造であるのに対し、唯一のヤマハ独自製造の50ccとなる。
ギア
発売日:2022年12月9日
メーカー希望小売価格:¥260,700

ホワイトソリッド6(ホワイト)
ギア(ニュースギア)
メーカー希望小売価格:¥271,700

ホワイトソリッド6(ホワイト)
ギア パーキングスタンド
メーカー希望小売価格:¥282,700

ホワイトソリッド6(ホワイト)
ギア(2023)主要諸元
車名 | ギア | |
全長 (mm) | 1850 | |
全幅 (mm) | 680 | |
全高 (mm) | 1025 | |
シート高 (mm) | 715 | |
重量 (kg) | 98 | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル単気筒SOHC3バルブ | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 3.2[4.3]/8500 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 4.1[0.42]/6500 | |
総排気量 (cm3) | 49 | |
燃料タンク容量 (L) | 7.5 | |
変速機形式 | Vベルト無段変速 | |
タイヤ | 前 | 90/90-12 44J |
後 | 110/90-10 51J | |
ブレーキ | 前 | 機械式リーディングトレーリング |
後 | 機械式リーディングトレーリング |
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情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]
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