
2023年大注目のホンダ・CL250スクランブラーとCL500スクランブラーが、いよいよ11月8日に迫ったイタリア・ミラノショーで世界初公開されるだろう。ここでは、日本での展開も含めて最新動向をお伝えしたい。
ミラノショーではCL250ではなくCL300スクランブラーに?
ホンダ初のオフロードモデルであるCL72スクランブラーを現代に再現したCL250スクランブラー/CL500スクランブラーの初公開は、11月8日に開幕するミラノショーで決定したようだ。ただし、海外では250ccはメジャーな排気量ではないので、排気量アップ版のCL300スクランブラーになると思われる。
また、CL500スクランブラーは日本に向けてCL400スクランブラーに排気量変更されることはないとの情報で、CL250/CL500の日本仕様はともに3月下旬に発売されるだろう。1月下旬には日本でも正式発表される見込みなので、価格はその時に明らかになるはずだ。
ちなみに、CL250/CL500スクランブラーのベースになるレブル250の2023年モデルは61万500円、レブル500の2022年モデルは79万9700円となっており、CLシリーズもこれに近い価格でのリリースが期待できるだろう。

CL250スクランブラー [HONDA] オートバイ誌制作の予想CG。レブル250のDOHC4バルブの単気筒エンジンは、286ccに拡大されてレブル300にも使われているので、CLも海外は300cc版になるだろう。

CL500スクランブラー [HONDA] オートバイ誌制作の予想CG。レブル500の並列2気筒エンジンは、国内では399ccに縮小して400XやCBR400Rに使われているが、CL500の日本仕様は400cc版にならないだろう。
XL750トランザルプもミラノショーで初公開!? 日本では3月発売が濃厚
11月のミラノショーでは、XL750トランザルプの初公開も期待されている。こちらも日本での発売が濃厚で、3月下旬に発売されるだろう。1月下旬には日本で正式発表される見込みなので、価格はその時に明らかになるはずだ。
既に報じているように、XL750 トランザルプと共通プラットフォームを採用するCB750ホーネットは、日本での発売は見送られた模様だ。

XL750トランザルプ [HONDA] オートバイ誌制作の予想CG。完全新設計の並列2気筒755ccエンジンを搭載してのデビューが期待されている。過去モデルと同様のデュアルパーパスツアラーになりそうだ。

CB750ホーネット [HONDA] 10月4日に正式発表された新世代ホーネット。これの並列2気筒755ccエンジンがトランザルプにも転用される。国内ではホーネット=4気筒のイメージが強すぎたか?
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レブルもだけど「なんで400で出さない」のか理解できんなぁ。
昔だって「400と250の兄弟モデル」あっただろうに…。┐(´д`)┌ヤレヤレ
今どきは、大型二輪免許持ってる人の方が多いから、400って意味ないよね。それに1%のユーザーのためにわざわざ開発するのはコストかかるし、価格も上がる。世界に合わせる方が合理的だしね。
今どきは、大型二輪免許持ってる人の方が多いから、400って意味ないよね。それに1%のユーザーのためにわざわざ開発するのはコストかかるし、価格も上がる。世界に合わせる方が合理的だしね。
250じゃなくて350にしてほしいな。
車重がある分、500ぢゃなく600か650くらいにしてほしい
原付50を見ても明らかな様に日本の排気量区分は世界ではガラパゴス、市場規模でも日本専用にエンジンを開発するコストメリットは少ない。従って、メーカーは利益面でも量販可能な型式に機種が集中してくるのは自然の摂理。