
今年の3月時点では、「総受注が9000台程度で全台納車は10月までかかる見通し」と言われていたGB350/Sが、この夏から増産体制を敷いているという。今急げば、人気のGB350を手に入れられるかも?
10月31日が期限の排ガス規制施行前に増産中
情報筋によると、増産体制が敷かれているのは、GB350/SとCB400スーパーフォア/スーパーボルドールなど。これらの共通点は、令和2年排出ガス規制に対応していないモデルで、10月31日までに完成車検査まで終えなければ販売できない機種となる。
CB400SF/SBはこれをもって生産終了することがアナウンスされているが、GB350/Sは、今後も販売が続く見込みだ。しかし、GB350/Sが令和2年排出ガス規制に対応するのは、ホンダの来期、つまり2023年4月以降になることから増産されているようだ。
つまり、今購入を決めておかないと、次のチャンスは半年後以降になってしまう可能性が高い。実際「9月まではGB350/Sは即納体制でしたが、もう納車が厳しい店舗も出始めています」という状況なので、欲しいなら早めの決断が吉だろう。

GB350 [HONDA] 写真のSTD(55万円)とスクランブラータイプのS(59万4000円)をラインナップ。人気は圧倒的にSTDで、価格が安くシンプルな装備がウケているという。日本向けは熊本製作所で生産されている。
2023年型GB350/Sは改良型になりそう
GB350/Sの2023年型は、まず令和2年排出ガス規制に対応することは確実。また、それだけでなく細部のアップデートも施されている模様だ。詳細は不明だが、GBならではのシンプルなスタイルを維持した上での変更であれば人気は継続するはず。
願わくば、そのタイミングでウワサのGB500も出して欲しい!

GB500 [HONDA] 予想登場時期:2023年後半(オートバイ誌2022年11月号にて予想)。画像はオートバイ編集部の制作誌したCG。
2021年型GB350/S主要諸元
・全長×全幅×全高:2180/2175×755×1105/1100mm
・ホイールベース:1440mm
・シート高:800mm
・車重:180/178kg
・エジンン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 348cc
・最高出力:20PS/5500rpm
・最大トルク:3.0㎏-m/3000rpm
・燃料タンク容量:15L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/90-19、R=130/70-18/150/70R17
・価格:55万円/59万4000円
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新型は「日本仕様」が「二眼アナログメーター」になりますように…。