【速報】2023年新型フォルツァ250は12月に国内発売!?　新2眼ヘッドライトでフォルツァが原点回帰！

10月4日、ホンダがタイで新型フォルツァ350を発表した。ヘッドライトまわりやテールランプなどのスタイルを変更しており、これが日本仕様の新型フォルツァ（250）にも展開されることは確実だろう。ここでは、気になる2023年新型フォルツァ250の内容を予想したい。

【速報】2023年新型ADV160は47万円で1月に発売!?　4バルブエンジンで1PSアップ、足着き性も向上！

2022.9.17

8月24日、ホンダがインドネシアで従来のADV150に代わる新型ADV160を正式発表。PCX160と同じ排気量にアップした4バルブエンジンを採用し、最高出力が向上。さらに装備も全面的なアップデートを施している。 ここでは、それらの情報とともに気になる日本での仕様や発売時期、価格も予想したので、速報...

令和2年排出ガス規制に対応しつつスペックは不変か

現在フォルツァは、海外で販売されているフォルツァ350の排気量を250ccにスケールダウンして国内で発売されている。今回、生産国のタイで2023年新型フォルツァ350が発表されたが、日本ではこれを250ccの「フォルツァ」として12月中旬に発売するだろう。

2023年新型フォルツァの変更点は、規制対応と灯火器類の変更が主なもの。シート高などの車両寸法や184kgの車重、23PSの最高出力など諸元には一切変更はないようだ。それでも令和2年排出ガス規制に対応しながらパワーを維持するなど細部に改良が施されている可能性もある。

そして最もインパクトが大きいのはヘッドライトの変更だろう。2018年のMF13から始まる新生フォルツァシリーズが採用してきた一体型から左右独立した2眼ヘッドライトに変更されており、日本生まれのフォルツァの伝統に回帰した形だ。これは昔からの日本のフォルツァファンにとっても嬉しい変更だろう。

また、フロントカウルの両サイドに置かれていたボディ別体のくさび形のアクセントは、形状を変更するとともにポディ同色とされた。この処理も、なめらかな面構成としていた国内旧フォルツァをオマージュした変更と思われる。

2023年型フォルツァ350タイ仕様 [HONDA] この姿で日本の2023年新型フォルツァ250も12月中旬に発売されるだろう。価格は従来型から3万3000円アップの69万1900円と予想される。写真のグレーは日本でも用意されそうだ。

2023年型フォルツァ350タイ仕様 [HONDA] マットブラックは日本の新型フォルツァ250でも継続するだろう。ホイールは写真の350と異なりブラウンメタリックになる模様だ。従来のホワイトとグレーは廃止になるだろう。

2004年型フォルツァ [HONDA] ヤマハ・マジェスティの牙城を崩してベストセラーを記録した2代目フォルツァ。2眼ヘッドライトは2013年のフォルツァSiまで踏襲されたアイデンティティだった。

新作メーターは液晶部分が拡大、スマホ連携機能は国内採用なしか

2023年新型フォルツァ350は、ヘッドライト以外にテールランプも新デザインを採用した。他にもメーターを一新し、スピード＆回転計アナログ2眼の間に置かれた液晶画面を拡大して表示内容を増やしている。メーターにはスマートフォンと接続した際の着信表示なども確認できるが、日本で発売される2023年新型フォルツァ250には、スマホ連携機能は採用されない見込みだ。

2023年新型フォルツァ250のエンジンは、2021年型フォルツァ250と全く同スペックの23PS/7750rpm、2.4kg-m/6250rpmを発揮する模様。水冷4バルブユニットは2021年型でロングストローク化やバランサー搭載などの大きな変更を受けており、快適性が向上したエンジンは2023年新型フォルツァ250にも受け継がれるだろう。

新型フォルツァのヘッドライトは外周を縁取るようにポジション灯が置かれている。デイタイムランニングライトのような明るさだ。写真はタイ仕様。

こちらは従来型フォルツァ250の写真。ポジション灯を兼ねたウインカーは新型でも変わらない。

新型フォルツァのテールランプは、山のようなラインに変更された。左右に配置されるウインカーは従来通りだ。写真はタイ仕様。

こちらは従来型フォルツァ250の写真。PCXと似たX字のようなテールランプを採用していた。

新型フォルツァは針式のスピード＆タコメーターの外周を発光させて高級感が増している。液晶窓にはバーグラフ式のリアルタイム燃費計が追加されているのが分かる。写真はタイ仕様。

こちらは従来型フォルツァ250の写真。インジケーター類は新型では左右メーターの下部に移動したことが分かる。

新型フォルツァは従来と同様に電動スクリーンを継続採用する。稼働域は150mmとされているので、従来の180mmから制限されると思われる。写真はタイ仕様。

写真は2021年型フォルツァ250でエンジンにバランサーが追加され快適性が向上した。この装備は2023年型でも踏襲されるだろう。

こちらは従来型フォルツァ250の写真。シート下には48Lの大スペースがあり、ヘルメットを2個収納可能。ボディ寸法が変わっていないことからこれも踏襲するだろう。

新型フォルツァは高速道路も余裕のパワー！ バランサー付きエンジンでより快適に【国道246号試乗インプレ】

2021.10.28

こんにちは！ウェビックスタッフの銀です。今回はホンダの250ccスクーター、新型フォルツァを片道30キロの通勤ルートを中心に実際に走ってみた感想をレポートします。 今まで、片道約30キロの道のりをヤマハ NMAX（2016年式）で通勤していましたが、この試乗企画の影響によりADV150に買い替えてバ...

2022年型ホンダ フォルツァ主要諸元（参考）

・全長×全幅×全高：2145×450×1360mm
・ホイールベース：1510mm
・シート高：780mm
・車重：186kg
・エジンン：水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 249cc
・最高出力：23PS/7750rpm
・最大トルク：2.4㎏-m/6250rpm
・燃料タンク容量：11L
・変速機：Vベルト式無断変速
・ブレーキ：F＝ディスク、R＝ディスク
・タイヤ：F＝120/70-15、R＝140/70-14
・価格：65万8900円（2023年型の予想価格：69万1900円）