
9月27日、ホンダが欧州で2023年新型CB1000Rを発表した。CB1000Rは2021年にヘッドライトなどの外観デザインやカラーリングの変更、スマートフォンと接続するホンダスマートフォンボイスコントロールシステムを採用するなど熟成を図っており、2023年型はカラーチェンジのみになる。
ここでは、国内仕様のカラーバリエーションや発売日、価格などを予想したい。
赤は継続しつつ新色のボルドーレッドメタリックに刷新
2023年型のCB1000Rの国内仕様は、2022年に登場したブラックエディションが継続となり、赤は新色のボルドーレッドメタリックに変更される模様。従来のキャンディークロモスフィアレッドよりも深みのあるワインレッドに近い赤になった。
また、従来はシルバーだったシートレールやハンドルホルダー、トップブリッジ、ヘッドライトケースは、ブラックにペイントされ、深みのある赤とコーディネート。渋みを演出した印象になっている。
継続色のブラックエディションは、燃料タンクやラジエーターシュラウド、シートレール、スイングアーム、サイレンサー、エキゾーストパイプなど、全体のカラーリングをブラックで統一。さらに、ホイールナットなど細部に至るまで黒基調にした特別色だったが、2023年はこれもレギュラーカラーとしてラインナップされるようだ。
一方、現行型のマットバリスティックブラックメタリック、キャンディークロモスフィアレッド、マットベータシルバーメタリックは廃止になるだろう。発売は2023年1月下旬で、価格はCB1000Rが167万900円、CB1000Rブラックエディションが171万6000円でともに据え置きと予想される。

2023年型CB1000R欧州仕様 [HONDA] ホンダが欧州で発表した新色のボルドーレッドメタリック。国内でも同じカラーリングが用意されるだろう。

2022年型CB1000Rブラックエディション国内仕様 [HONDA] ブラックエディションは2022年型と同じカラーが2023年も継続されるだろう。
2022年型ホンダ CB1000R国内仕様主要諸元(参考)
・全長×全幅×全高:2120×790×1090mm
・ホイールベース:1455mm
・シート高:830mm
・車重:214kg
・エジンン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 998cc
・最高出力:145PS/10500rpm
・最大トルク:10.6㎏-m/8250rpm
・燃料タンク容量:16L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=190/55ZR17
・価格:167万900円/171万6000円(ブラックエディション)
この記事にいいねする