文/Webikeスタッフ:リュウ

たまには自分のバイク歴を紹介します。ウェビックスタッフのリュウです

2017年頃から様々なバイクに乗ってインプレを記事にしているリュウです。こんにちわ。
いつもは新車の紹介がメインなのですが、今回は自分が過去乗っていたバイクについて紹介します!
え?なぜ今のバイクじゃないのかって?
それについてはコチラの記事をご覧ください!

というわけで今回ご紹介するのは、カワサキの【ZX-9R】です。通称「ユメタマ」。

その中でも1999年式のC型と言われるモデルです。ヘッドライト一灯のやつ。
どちらかと言えばマイナー車に分類されるこの素晴らしき1台について少し語ってみようと思います。お付き合いください。

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ZX-9Rと出会う

ZX-9Rと出会ったのは社会人初年度の冬でした。
当時乗っていたバリオスで盛大に転倒し、廃車になったことで大型バイクを買おうと決意した私は新しいバイク探しを始めました。
設定した条件は以下の通り。
・カワサキ
・900cc
・ライムグリーン
今考えると範囲が狭すぎて意味がわかりませんね。バイク選びとは何なのかを教えてあげたい。

そんなこんなで選べるバイクが「GPZ900R」か「ZX-9R」くらいしかなくなり、「フルカウルが良いなぁ」という最後の要因が追加されて無事にZX-9Rになりました。

でも素性がどんなバイクかもよくわからないまま、とりあえず住民票と印鑑を持ってバイクショップに行き、スタイリングに惚れて購入。
私とユメタマの共同生活が始まりました(ローンも始まりました)

▲納車直後。懐かしい一枚です。

最近のSSには無い「ゴツさ」が良かった

ZX-9Rの実車を見たことがある方はわかると思いますが、全体的にポッチャリな感じです。
10Rや6Rのようなコンパクトで全身刺々しい戦闘力高そうなスタイリングではなく、どっちかと言えばツアラー的なフォルムをしてます。
私はそのいかにも「ビッグバイクです」みたいな大きい車体が格好良く感じ、何よりも好きでした。

それでも車両自体は当時のバイクにしては軽量で、装備重量で209kgは当時なかなかに衝撃的だったそうですが、すぐ後に出た初期型R1のインパクトにかき消されたそうです。
そういうところも9Rっぽい。
なので、車両サイズの割には扱いやすく、ZZR1100に乗ってた友人に貸したときはあまりの軽さに衝撃を受けてました。
また、シート高も830mmとそこまで高くなく、色んな人に跨ってもらいましたが、「座りやすい!」という声が非常に多かったです。

そういうギャップも私を惹きつけた大きな魅力でした。

あとはヘッドライトが主流の二灯じゃないってのも気に入ってたポイントでした。
正面から見るとラムエア部分が口に見えて笑ってるように見えるのも何となく愛嬌があって良かったですね。

▲ツーリングも楽々でした♪

怒涛の加速がクセになる・・・!

エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒で、最高出力は143ps(105.0 kw)/11000rpmという数値を叩き出します。
愛嬌ある顔しておきながら走りは普通に速かったです。
基本的には回してあげないとゴキゲンにならないバイクで、タラタラ走ってると不満そうな声が聞こえてきた(気がします)

加速は割と暴力的な伸び方で、雑に扱うとヒヤッとすることもしばしば。
でもそんな加速を体感して「面白い」「気持ちいい」と思うようになり、購入してからあっという間にゾッコンになりました。

走りに関しては加速はもちろん、コーナリングも楽しめるマシンです。
先述の通り、車体自体は非常に軽量なので、倒し込みも自分の思いのままに扱うことができて、ワインディングが最高でした。

もちろんサーキットだって十分に楽しめます。
ミニサーキットはやや持て余し気味な感じはありましたが、SUGOや富士スピードウェイを走ったときは全開走行でとにかく楽しかったのを覚えています。
峠からサーキットまで場所を選ばず存分に走れる9Rは本当に素晴らしいバイクでした。

ちなみにSUGOで転倒してアッパーカウルが真っ二つになりましたが、その後自分で修復したことで一層絆が深まりました。

▲バツグンのスタイリング・・・
▲パカッといきました

カスタムの幅も広く、自分好みに仕上げていく楽しさにハマる

既に生産から20年経過しているC型の9Rですが、社外のカスタムパーツは選択肢が結構あります。
私も自分好みの1台に仕上げようと少しずつカスタムを進めていきました。

定番のマフラー交換やブレーキホースのメッシュ化、フェンダーレスはもちろん、HIDヘッドライト、LEDテールライト、貼り付けウインカー、T-REV、ブレンボキャリパー、バックステップ、ハイスロ化などなど自分でできそうなところは一通りやった気がします。
ある程度カスタムして満足した後は「いかにキレイに元気な状態を保つか」を考えて乗ってました(笑)
純正部品も出なくなるものがちょっとずつ増えてきて、その辺りも気を使ってましたね。

それでも社外品であればまだまだパーツは豊富に選べるので、いじる楽しさもたっぷり味わうことができますよー!

▲カスタムの写真ではないですが・・・。

そこまでメジャーでもなくマイナーでもない故の周りの反応

「バイク何乗ってるの?」
こう言われることってバイクに乗ってると絶対に聞かれますよね。
バイク乗ってる人からも、そうでない方も。

9Rに乗っている間、こういった質問に「おぉ~知ってるよ。」とか「いいバイクだよね!」という返事が来た回数は非常に少ないです。
バイクに乗っている人からも「9R・・・?」や「へぇ~」というなんとも言えないリアクションが来ることが多かったですね。

でも、そのマイナー具合が良かったりします。知る人ぞ知る名車って感じで。
なぜかウェビックに入ってからは社内に9Rを知ってるどころか、乗ってたという人が多くて驚きました。
同型や2000年以降のE型に乗っている社員が多く、「9R乗る人ってこんなにいたんだ・・・」と入社当時は思いました。

私は最終的にはデカールも剥がして、パッと見ではわからない感じを「あえて」出してました(笑)
あんまり人と被らないのが好きな人や、わかる人だけわかってくれれば良いという方には素晴らしくピッタリなバイクです。

乗り換えたいと思わなくなる安心感

購入した当初はいつまで乗るかなぁ~とか次のバイクは何にしようかな~とか色々考えてましたが、何だかんだで8年乗りました。
もっと長く所有しているオーナーは多数いらっしゃると思いますが、私としてはこんなに乗り続けた事に正直驚きでした。
ですが、何でも楽しくできてしまう9Rはあまりにも安心感があって、乗り換える気持ちにならなかったんですよね。

仕事であらゆる新型バイクに乗って「高性能で素晴らしい!」とか思いましたが、何だかんだで9Rに乗ると「あ、やっぱりコレだな」って安心してしまうあの感じ。
何故か手放せない不思議な魅力がありましたね。

SUGOで転んでカウル真っ二つになったときはさすがに買い替えのタイミングかと思いましたが、結局直して乗り続けました(笑)
でも結局それ以外の部分も不具合が多くなってきて、メンテナンスの時間も取れなくなってきて手放してしまいました(涙)
あぁ~いいバイクだったなぁ・・・。書いててまた乗りたくなってきた。

まとめ

900ccという排気量ではありますが、大型バイク初めての方にもオススメの素晴らしいバイクです。
中古車の流通量は確かに少なくなってきていますが、意外と価格も安いですし、比較的手が出しやすいと思います。
SNSなどでもオーナーが多く見つかりますので、メンテナンスやカスタムのアドバイスも集めやすいでしょう。
是非大型バイクの選択肢にはZX-9Rを入れてみてください!!!

▲新旧愛車が並んだ最初で最後の一枚♪

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