人気車揃いのホンダ125ccレジャーバイクの中で、最大のヒット作であるCT125ハンターカブの“モデルチェンジが間近”との情報をキャッチ。新たなロングストロークエンジンをはじめ、車体、足まわりと大幅なモデルチェンジを行うだろう。

それでいて国内販売価格は据え置きと予想される! 詳細を探っていきたい。

文/ベストカー編集部
※当記事は2022年9月23日に「ベストカーWeb」に掲載されたものです。

海外でお先に新型が発表、ロングストローク化に加え、車体もより充実

名車CT110のスタイルを現代に甦らせ、前後17インチスポークホイール、ハイマウント吸気口など本格的なオフロード装備で大人気のCT125ハンターカブ。日本に先立ち、生産国のタイで新型の2023年モデルが発表された。

同系エンジンを搭載するグロムを皮切りに採用されてきたロングストロークエンジンを新たに導入。従来のボア52.4×ストローク57.9mmに対し、50.0×63.1mmとなり、クリーン性能と余裕のある走りを両立したと見られる。

さらにサブフレームは補強が入った新作となり、5段階調整可能なイニシャルアジャスター付きのリヤショックも採用。今やホンダの51~125クラス唯一のスポークホイールも継続となっている。

車体色は従来のレッド、グリーン、ブラウンに対し、新たにグレーを追加。ブラウンは廃止され、レッドとグリーンが継続色となる。リヤキャリアの色は、これまでレッドとグリーンがボディ同色だったが、新型ではレッドとシルバーのキャリアを黒に変更。ただしグリーンのみボディ同色のキャリアを継続採用している。

2023年型タイ仕様にはグレーが新登場。2017年型からレブル250に導入されているマットアーマードシルバーメタリックと同色で、国内仕様にも設定されるだろう

2023年型のタイ仕様で継続されるレッド。国内仕様におけるグローイングレッドと同色だ。リヤキャリアがツヤありブラックに変更された

2022年型で追加されたグリーン(国内ではパールオーガニックグリーン)は継続。キャリアのカラーも不変

リヤキャリアの形状は変わらないが、車体色レッドとシルバーはブラックアウトされ、より精悍に。2022年型スーパーカブ110/50とクロスカブ110/50もキャリアが黒となったが、同様の変更だ

日本向けも変更点は同様、新エンジンで0.3psアップ

国内仕様は未発表だが、当WEBサイトが入手した情報によると、タイ仕様とほぼ同じパッケージになるようだ。

11月1日から日本に新しい令和二年二輪車排ガス規制が全面適用され、これ以降、適合していないモデルは生産できなくなる。ハンターカブは2020年6月に国内発売。以来、変更がなく、同系エンジンを積むホンダ原付二種レジャーバイクが続々とモデルチェンジして規制対応する中、沈黙を守っていた。
しかし、ついに2023年型でロングストローク新エンジンを搭載し、規制に対応。今後も走り続ける。

なお情報筋によると、最高出力は6.5kW(8.8ps)→6.7kW(9.1ps)に向上している模様だ。クラッチレバーを備えず、オートマ小型限定二輪免許で運転できる4速自動遠心クラッチは継続。モンキー125のようなマニュアルミッションではなく、新型スーパーカブC125やダックス125と同系のエンジンを搭載する。

変速比は未発表だが、同系の新型エンジンを先に搭載したスーパーカブC125は1~4速の変速比を継続。新型ハンターも同様だろう。

新型のエンジンは、最新のダックス125やスーパカブC125と同様の外観。出力特性はキャラクターに合わせた設定で、国内仕様は8.8→9.1psにアップしている模様

従来型CT125ハンターカブのエンジン。シリンダーヘッドやケースカバーやなどの外観が異なる。CT125は、8.8ps/7000rpmと出力を抑えた低中回転重視の特性

カラー設定もタイと同じ3色、物価高の昨今ながら現行と同じ44万円をキープ!

車体色もタイ仕様と同様の新色、マットアーマードシルバーメタリックを追加し、グローイングレッドとパールオーガニックグリーンが継続する模様。なお、タイ仕様に設定され、フロントキャリアなどを備えた「スタンレーエディション」は国内には導入されないようだ。

また、純正アクセサリーとして、サイドバッグや、オフローダー風のゴムなしブレーキ&シフトペダル、ステップも追加されるという。既にアフターパーツメーカーから、こうした製品は発売されているが、純正ならではの品質と入手のしやすさはありがたい。

気になる価格は、新エンジンなどを採用しながら据え置きの44万円と予想。あらゆる物価が高騰する中、ホンダの頑張りに拍手したい。発表は10月頃、発売日は12月中旬になるだろう。

2023年型タイ仕様もシフト表示などがないシンプルな液晶メーターを継続。現行カブシリーズで最大の5.4L燃料タンクも現行型から変わらない

ハンターカブ専用のサブフレームは、左右を結ぶパイプを追加し、剛性を向上している

2023年型では、リヤサスに5段階のイニシャルアジャスターを追加。タンデムや荷物の量に合わせて初期荷重を変更でき、底付きしにくくなる

ユーザー層を調査、発売直後から人気が衰えず、50代男性に支持されている

ホンダは51~125cc市場に多くのレジャーバイクを投入し、いずれもヒットを連発している。グロム、スーパーカブC125、モンキー125に加え、9月22日から新たにダックス125が加わった。

中でもCT125ハンターカブの人気はダントツで、他車より一桁多い年間1万5000台規模を販売している。

二輪営業販社のホンダモーターサイクルジャパン(HMJ)によると、「デビュー時から勢いが変わらない」というから驚く。モンキー125やスーパーカブC125を含め、一般的にニューモデルは発売直後の初動に最も勢いがあるのだが、ハンターカブは例外なのだ。
 
購入層の中心は50代で、60代も多い。明確に「キャンプブーム」がヒットの後押しになっており、オフイメージのクロスカブ110もハンターカブの発売当初は販売を落としたものの、その後、以前よりセールスを伸ばしている。

ただし、クロスカブ110の購入層は女性の割合が多いのに対し、ハンターカブはほぼ男性。ハンターには本格的なイメージある上に、車重がクロスカブより13kg重い120kgとあって、女性にはやや取っつきにくいようだ。
また車体色に関しても、クロスカブは女性、ハンターカブは男性向けを意識しているという。

ユーザーは、クロスカブ110やスーパーカブ110からの乗り換えが多い。またコロナ禍により通勤する機会が減り、PCXからハンターに乗り換える人も。ホンダ125レジャーバイクはそれぞれ個性的なので、スーパーカブC125などとハンターの2台持ちも珍しくないという。

ハンターカブは部品調達の不足などの影響で入荷が滞っており「半年待ち」の状態だが、9月上旬現在も生産は続いている。

――新たにダックス125が9月から発売開始されたが、しっかりキャラクターの棲み分けはできており、今後もハンターカブの人気は盤石だろう。まずは10月と予想される新型の正式発表を待ちたい!

ダックス125発表会で示された原付二種クラスの出荷台数。2021年、ホンダのシェアは64%で、スクーターのPCXが最も売れているが、レジャーバイクではCT125が圧倒的に多い

ホンダによると、原付二種免許の取得者数は増加傾向。中でもAT小型免許の取得者は5年間で+1.7万人となり、女性も多い。自動遠心クラッチ採用車の人気拡大が拍車をかけている

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コメント一覧
  1. 工藤仁聖 より:

    250ccに、アップできますか?

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ホンダ CT125 ハンターカブの価格情報

ホンダ CT125 ハンターカブ

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