
カワサキから、250ccクラスのアドベンチャースタイルモデル「ヴェルシスX250ツアラー」の2023年モデル発売が発表された。マットグリーンを基調とした新グラフィックの採用が旧モデルからの変更となる。また、2024年度以降の国内導入予定がないこともアナウンスがなされた。このため、本モデルが国内で取り扱われる最終モデルとなる。発売開始日は2022年10月15日(土)、価格は72万6000円(税込)。
マルチパーパスなミドルアドベンチャー「VERSYS-X 250 TOURER」
2017年に発売されたヴェルシスX250は、各排気量で展開されているヴェルシスシリーズの最小排気量モデル。ニンジャ250とベース設計を同じくする249ccの水冷DOHC並列2気筒エンジンを採用しつつ、フロント19インチのスポークホイールを装備し悪路走破性も高められていた。オプションパーツだったパニアケース、エンジンガード、センタースタンドといった追加装備を標準採用し、ツアラー性能に特化したバリエーション「ヴェルシスX250ツアラー」も同時発売されたが、のちに「ツアラー」のみのラインナップとなった。
2023年モデルでは、諸元や販売価格の変更はなく、グラフィックを新色「パールマットセージグリーン×メタリックマットカーボングレー(GN2)」に変更。ロードスポーツモデルゆずりのエンジンによる公道走行性能と、様々な路面状況に適応できるサスペンションセッティングなどにより、広範なシチュエーションのライディングシーンをカバーできる信頼感はそのままだ。
しかし、次年度モデルの国内導入予定はないという告知も同時に発表された。海外販売は続行されるようだが、事実上、2023年モデルは国内正規販売にて新車を購入することができる最後のモデルとなる。興味を持ったユーザーにとってはラストチャンスといえるだろう。
パールマットセージグリーン×メタリックマットカーボングレー(GN2):新色
販売開始日:2022年10月15日(土)
メーカー希望小売価格:72万6000円(税込)
※フォグランプはオプションパーツとなります。
VERSYS-X 250 TOURER(2023)主要諸元
車名 | VERSYS-X 250 TOURER | |
全長 (mm) | 2170 | |
全幅 (mm) | 940 | |
全高 (mm) | 1390 | |
シート高 (mm) | 815 | |
重量 (kg) | 183 | |
エンジン種類 | 水冷4ストローク並列2気筒 / DOHC 4バルブ | |
総排気量 (cm3) | 248 | |
最高出力 (PS/rpm) | 33/11500 | |
最大トルク (N・m/rpm) | 21/10000 | |
燃料タンク容量 (L) | 17.0 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
タイヤ | 前 | 100/90-19M/C 57S |
後 | 130/80-17M/C 65S | |
ブレーキ | 前 | シングルディスク290mm(外径) |
後 | シングルディスク220mm(外径) |
情報提供元 [ カワサキモータースジャパン ]
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サアドケースの容量が激不満です。
是非改善願います!
「ニンジャ400」のエンジン搭載して、各部LED採用し再登板を強く希望します。
発売当初からパニアケースの取り付け方がボルト止めとヘッドライトが電球だったので変更されれば購入考えて待ってたのですが、まさかの販売打ち切り!仕方ないので2022年モデル購入しました。さすがに2023年モデルのグラフィックは好みではないので仕方なしです。次出すならLEDライト、脱着式パニアケース、スマホ連動メーターが着くのでしょうけど、ついでにエンジンも低燃費考えた物が欲しいですね。カワサキですから難しいかもしれませんが(笑)