8耐を戦ったマシンを完全再現 モノサス化で高い旋回性能を得る

ノジマエンジニアリングは99年からの2年間、鈴鹿8耐にZRX1100で参戦していた。当時、国内ではネイキッドレースが盛んに行なわれており、鈴鹿8耐にも参戦が可能となったことからZRX1100ベースのマシンで参戦したのだ。そしてアップハンドルのネイキッドでスーパースポーツ車ベースの鈴鹿8耐マシンを抜き去る姿が話題となり、多くのファンを魅了した。そのときのマシンを再現したのが、このZRX1200ダエグで、現在はオーナの千田稔幸さんが所有する。

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スーパースポーツをベースにしたマシンを相手にした際、ネイキッドベースでは当然不利な点も多い。とくに問題だったのが車体重量と旋回性で、同社の野島英俊氏が採った手法がツインショックからモノショックへの変更だった。これは単にリヤショックを2本から1本に変えるというだけでなく、それに合わせてフレームなども材質を変更し、車体トータルで旋回性を上げる仕様変更が行なわれている。

フレームは鉄からクロモリへ素材を変更して作り変えていて、クロモリは鉄よりも強度があるため、鉄フレームと同じパイプ径で肉厚を薄くしても十分な剛性が得られ、旋回性向上に欠かせないしなりを生み、フレームも軽量化できる。さらに、リヤまわりはウィリー製の専用スイングアームと自社で開発したリンクを使用してモノショック化を行なった。これらにより車体に適度なしなりを持たせながら、タイヤのグリップ力を最大限に引き出す足まわりとして、高い旋回性能を得ているのだ。

このマシンでは当時の仕様が再現されており、フレームから作り直しているのはもちろんのこと、モノショック化やカウルのフレームマウントも行なわれ、忠実に再現されているスペシャルマシンとなっている。スーパースポーツ並みの旋回性能を誇るネイキッドなのだ。

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カスタムパーツギャラリー

 

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リヤショックはリンク式モノショックへと変更される。路面追従性が大幅に向上するほか、ハイグリップタイヤのグリップ力を最大限に引き出すことが可能となり、旋回性も大幅に向上する。スイングアームはウィリー製の専用品で、オーリンズのリヤショックもモノショック化に合わせてモディファイされた専用品だ

 

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アッパーカウルをフォークマウントからフレームマウントとすることで、軽快なハンドリングをねらっている。スクリーンはアクリポイントで、左片目のヘッドライトが耐久仕様の証だ

 

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カーボンプレートのメーターパネルにセットされているのはモトガジェットのクロノクラシックで、シンプルなデザインと入手のしやすさなどで選択。メーター内部に液晶モニターを備える

 

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サイドカバーはノジマエンジニアリングのアルミサイドカバーで、製品はアルミで表面加工を行なっているが、今回は塗装している。フレームはクロモリ鋼で製作し、パウダーコートをほどこす

 

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リヤのウインカーはZ900RSの純正品で、取り付けボスが似ているからと試しに装着したら、そのまま取り付けることができたため、採用したモノだそう。小型でリヤまわりもスッキリする

 

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エキゾーストシステムはノジマエンジニアリングのスパイラルコレクターを採用しているGTS-DLCチタン手曲げフルエキゾーストを装着。ノーマルエンジンながらパワーアップを追求する

 

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エキゾーストパイプには純正の空燃比センサーと、サブコンのマイチューニングバイクに同梱されているBOSCH製ワイドバンドのラムダセンサーを装着している。これにより天候に合わせて自動で補正を行なう

 

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モノショック化によってエアクリーナーボックスが邪魔になることもあり、エアクリーナーボックスは取り外してK&Nカスタムフィルターに交換。奥に見えるのはオイルキャッチタンクだ

 

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ECUはラピッドバイクEVOのサブコンを使って燃料噴射量を調整しているが、天候による変化に対応できるようマイチューニングバイクを装着して設定した空燃比へ自動調整している

 

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夏場の走行でも安定した水温をたもつため、ラジエター本体はビッグラジエターに交換した。さらにウォーターラインは同社のチタンウォーターパイプに交換し、冷却効率をアップさせる

 

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フロントフォークはオーリンズのスーパースポーツ用FGRTで、ウィリーのモノブロックステムを介して装着。そのため、フロントフェンダーはドゥカティのスーパースポーツ用を流用

 

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スイングアームはウィリーのビッグ目の字断面を採用したスイングアームだが、モノショック化に合わせて専用品となっている。チェーンは江沼チューン製作所のスリードで、スプロケットはザムを使用する

 

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フロントブレーキはブレンボのラジアルマウントで、ローターはサンスターのワークスエキスバンドを採用。ホイールは前後マルケジーニのアルミ鍛造ホイールを使用している

 

「ZRX1200 DAEG by ノジマエンジニアリング」の主なカスタム内容

エンジン総排気量 1,164cm3
エキゾーストシステム ノジマエンジニアリング
電装系 ラピッドバイク
エアクリーナー K&N
ホイール (F)マルケジーニ3.50-17 / (R)マルケジーニ5.50-17
タイヤ (F)ピレリ ディアブロロッソコルサ120/70-17 / (R)ピレリ ディアブロロッソコルサ190/55-17
Fブレーキ キャリパー:ブレンボ4ポット
ローター:サンスター
マスター:ブレンボ ラジアルポンプ
Rブレーキ キャリパー:ブレンボ2ポット
ローター:サンスター
Fフォーク オーリンズ
ブラケット:ウィリー
Rショック オーリンズ
スイングアーム:ウィリー
オイルキャッチタンク ノジマエンジニアリング
ペイント YFデザイン
フレーム ノジマエンジニアリング
フレームペイント:メタルコーティングライナー etc,
問い合わせ
ノジマエンジニアリング
住  所 : 三重県鈴鹿市住吉町7265-7
電話番号 : 059-378-3505
Webサイト : https://www.nojima-japan.co.jp/


情報提供元 [ カスタムピープル ]

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