
カワサキから、2023年モデル「Z900RS」「Z900RS SE」「Z900RS CAFE」3車種の新発売が発表された。「Z900RS」「Z900RS SE」のスペック・カラーリングに変更はないが、最新の排出ガス規制に適合し、「カワサキケア」モデルの設定がなされた。「Z900RS CAFE」はこれに加え、新カラーである「メタリックディアブロブラック」がラインナップされる。価格はいずれも2022年モデルから4万円の値上げとなり、「Z900RS」が143万円(税込)、「Z900RS SE」が165万円(税込)、「Z900RS CAFE」が146万3000円(税込)となった。発売はすべて9月10日(土)、全国のカワサキプラザでの取り扱いだ。

Z900RS「キャンディトーンブルー」
目次
Z900RS
メーカー希望小売価格¥1,430,000円(税込)
2018年発売のZ900RSはクラシカルな雰囲気のスタイルに現代のクラフトマンシップを融合した人気のレトロスポーツ。Z1からインスピレーションを受けたタンクやカウルのデザインに対し、低中回転域のトルクを重視した直列4気筒エンジン、倒立フロントフォークやホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションにより先進のテクノロジーが採用されており、ストリートからツーリングまで用途を選ばない魅力のモデルだ。
2023年モデルでは、いわゆるタイガーカラーの「キャンディトーンブルー」と「メタリックディアブロブラック」を2022年モデルから継続して採用している。
キャンディトーンブルー(BU1)
メタリックディアブロブラック(BK2)
Z900RS SE
メーカー希望小売価格¥1,650,000円(税込)
Z900RSのハイグレードモデルとして登場したZ900RS SEは、ブレンボ製フロントブレーキ、オーリンズ製ハイグレードリヤショックを純正採用。より上質なライディングフィールとコントロール性を獲得したモデル。
カラーリングは2022年モデルから継続する「イエローボール」をベースとした「メタリックディアブロブラック」で、Z900RS SE専用カラーとなる。
メタリックディアブロブラック(BK3)
Z900RS CAFE
メーカー希望小売価格¥1,463,000円(税込)
カフェレーサースタイルのZ900RS CAFEは、クラシカルなフロントカウルにローポジションハンドル、専用シートを装備し、スタンダードモデルとは一味違うスポーティなライディングフィールを発揮。
2023年モデルでは新色「メタリックディアブロブラック」1色のラインナップとなり、モノトーンを基調としていた2022年モデルから、ゴールドのエンブレムやラインが印象的なスタイルとなった。
メタリックディアブロブラック(BK1)
Z900RS(2023)主要諸元
車名 | Z900RS | |
全長 (mm) | 2,100 | |
全幅 (mm) | 865 | |
全高 (mm) | 1,150 | |
シート高 (mm) | 800 | |
重量 (kg) | 215 | |
エンジン種類 | 水冷4ストローク並列4気筒 / DOHC 4バルブ | |
総排気量 (cm3) | 948 | |
最高出力 (PS/rpm) | 111/8,500 | |
最大トルク (N・m/rpm) | 98/6,500 | |
燃料タンク容量 (L) | 17.0 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
タイヤ | 前 | 120/70ZR17M/C (58W) |
後 | 180/55ZR17M/C (73W) | |
ブレーキ | 前 | 油圧式デュアルディスク300mm(外径) |
後 | 油圧式シングルディスク250mm(外径) |
Z900RSのオーナーレビューを確認
情報提供元 [ カワサキモータースジャパン ]
この記事にいいねする