
GSX-R750(749cc)
オーナー:心は少年さん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルはスズキ「GSX-R750」、オーナーは「心は少年」さんです。
GSX-R750といえば、スズキのスーパースポーツ開発史に残る名機のひとつ。1985年のデビューからモデルチェンジを重ねつつ、2018年には国内導入が終了しつつも、現在も生産が続けられている伝統のモデルで、レースシーンでの活躍はもはや伝説的。レース規格の変更によりレーサーレプリカとしては役目を終えましたが、今なお多くのライダーに愛されています。
「心は少年」さんがそんなGSX-R750を選んだのには理由がありました。それは「とにかく一番カッコイイと思うバイクが欲しかった」から! 「とにかくこの形、そしてこのカラー」というポイントを押さえるのは、GSX-R750、それも2005年式の、アッパーカウルとタンクが「パールフラッシュイエロー」、アンダーカウルが「ソリッドブラック」のモデルしかあり得ないというわけです。
GSX-R750は発売時から現代まで何度もモデルチェンジをしていますが、2004年式ではレースバイクとしての活躍を終了し、ストリートスポーツとしての改良が加えられました。エンジンはボア×ストローク72mm×46mmの750cc水冷4サイクル4バルブ直列4気筒DOHCで出力148PS/12,800rpmを発揮、重量も163kgと大幅に従来から軽量化がなされており、ブレーキキャリパーのラジアル化やフレームの強化もなされ、戦闘力は一段と上がっています。峠でもヒラヒラ楽しめるモデルで、見た目もバッチリ気に入っているとくれば、何も文句があろうはずなし。
自信をもって「一番カッコイイと思うバイク」と断言できるモデルを見つけ、所有できるって非常にうらやましい。末永く大切にしていただきたいです!

調べてみたところ、GSX-R750のイエローベースのバリエーションは定番のブルーやブラックに比べてとても少ない様子。さらに輸出モデルだったことから、中古市場でも希望のカラーリングをズバリ探すのは非常に大変だったのではないでしょうか。

2006年式以降からは、巨大なサイレンサーも小さくなりスタイルが大きく変わります。とくにスポーツバイクはモデルチェンジごとに特性や外見が大きく変わるもので、GSX-R750もその例に漏れず、油冷エンジンから水冷エンジン、耐久レーサー風カウルからラムエア装備の異形ヘッドライトなど、大きなスタイルの変更を続けてきました。

こちらは「fkd-works」さんのGSX-R750。SC projectのサイレンサー、rizomaのグリップなどカスタム済みで、ブラックアウトされた車体がインパクト大。ノーマルスタイルとはまた違った魅力があります。
■購入動機
速さなどスペックは関係なく、とにかく一番カッコイイと思うバイクが欲しかった。飛ばす事はないけど峠道を走るのが好きだったので。
比較にはならないけれど次点としてSV650XとTL1000Rも候補でした。
■長所
とにかくこの形、そしてこのカラーです。なのでこの年式でなくてはいけなかったのでお迎え出来て満足しています。
■短所
覚悟はしていましたが、下道のんびり走るとポジションはキツいですね。あとスロットルレスポンスが過敏なので少々気を使います。
■これから買う人へのアドレス
ABSやトラコンなど電子デバイスの類は何もないので初心者向きではないと思いますが、それでもこの見た目に惚れたなら買いです。
GSX-R750のユーザーレビューを確認
この記事にいいねする
最高ですねー
かっこいい!