
カワサキから、2023年モデルの「MEGURO K3(メグロ K3)」発売が発表された。スペック・カラー・型式は2022年モデルと同じだが、希望小売価格は135万3000円(税込)と、2022年モデルの132万円(税込)から3万円の価格上昇となる。発売日は2022年8月10日(水)、全国のカワサキプラザでの取り扱いだ。
伝統を引き継ぎ「メグロ」ブランドを復活
1924年に創業した老舗のオートバイメーカー・目黒製作所のブランドを引き継ぐカワサキは、2020年に発売されたメグロK3でそのブランドの復活を果たした。同社製の「W800」と基本構造を同じとするモデルだが、専用装備や特別な塗装により往年の「メグロK2」のイメージをモダナイズし、カラーバリエーションも「ミラーコートブラック×エボニー」の1色展開だ。2022年には排ガス規制適合のため若干の仕様変更が加えられた。

手作業で色付けされた立体成型エンブレムは目黒製作所時代のデザインを踏襲。5色の精密な色分けにより、独特のレトロ感を演出する。

メッキ風の塗装を施されたツートーンのタンクは、Ninja H2などにも採用された自己修復機能を持つ「ハイリーデュラブルペイント」で仕上げられている。

シンプルな2眼式メーターには、黒色酸化被膜処理を施されたメーターリングを採用。「メグロ」ロゴがワンポイントで配されている。

W800と同様の空冷SOHC並列2気筒エンジンを採用。ベベルギアによるカムシャフト駆動が特徴的で、出力52PS/6,500rpmを発揮。ベベルギアのカバーには赤いカラーリングがワンポイントで施される。
※拡大写真は2022年式
主要諸元
全長 (mm) | 2,190 | |
全幅 (mm) | 925 | |
全高 (mm) | 1,130 | |
シート高 (mm) | 790 | |
重量 (kg) | 227 | |
エンジン種類 | 空冷4ストローク並列2気筒/SOHC 4バルブ | |
総排気量 (cm3) | 773 | |
最高出力 (PS/rpm) | 52/6,500 | |
最大トルク (N・m/rpm) | 62/4,800 | |
燃料タンク容量 (L) | 15.0 | |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
タイヤ | 前 | 100/90-19M/C 57H |
後 | 130/80-18M/C 66H | |
ブレーキ | 前 | 油圧式シングルディスク 320mm (外径) |
後 | 油圧式シングルディスク 270mm (外径) |
情報提供元 [ カワサキモータースジャパン ]
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