
ST250のエンジンは最も成功した250cc空冷単気筒
ひとつのエンジンで多数のモデルを開発するのはよく見られる手法で、代表格はハーレーダビッドソンだろう。全盛期は伝統の空冷Vツインユニットで毎年何十ものモデルをラインナップしていた。さすがに近年はハーレーでもモデル数を絞ったり新エンジンを開発したりしているが、基本は今でも同じだ。
ここで紹介するスズキST250Eも同じエンジンの兄弟が多数存在しているモデルで、250cc空冷単気筒では最も成功したシリーズと言えるかも知れない。元祖は1982年発売のDR250SとGN250Eというオフロードとクルーザーで、コンセプトの異なる2つのモデルを同時に発売した。
情報提供元 [ ForR(フォーアール) ]