
GPZ400R(398cc)
オーナー:マンブーさん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルは「GPZ400R」、オーナーは「マンブー」さんです。
今回紹介する「GPZ400R」はそんなGPZファミリーのなかでは初期のモデル。1985年に発売されたミドルツアラーで、当時最盛期を迎えていたレーサーレプリカブームの中、実用的でオールマイティーに乗れるモデルとして人気が出ました。
「じゃあ、スポーツと言いつつおとなしめなモデルなんだね」と誤解してしまいそうになりますが、水冷4サイクル四気筒DOHCのエンジンはクラス上限レベルの出力59PS/12,000rpmを叩き出す完全なスポーツエンジン。最高速度は205km/hに及び、スタイルもカワサキ400cc初のフルカウル装備のうえ、AL-Crossフレームというアルミ製高剛性フレームを採用。そして16インチホイール。どう見てもおとなしくありません。
それでいて、セパレートハンドルをトップブリッジの上に取り付けるアップライトな配置や、低めのシート高で乗り心地がよく、おまけに荷かけフックもご用意。スポーツ走行からロングツーリングまで、シチュエーションを選ばない優秀なモデルでした。しかし登場から37年を経て既に旧車の領域へ突入。程度のよい中古車も少なくなってきていますし、故障やパーツ供給の心配も……。
ところが、今回紹介する「マンブー」さんはそんな心配をよそに、もらいもののフレームとエンジンから1台のGPZ400Rを作成(!)し、今年の「SSTR」に参加。これは「日の出とともに太平洋を出発し、日没までに日本海側・千里浜(石川県)を目指す」大規模ツーリングイベントで、走行距離もかなり長大。ライムグリーンのGPZ400Rはノントラブルでこれを完走! 耐久レーサーチックにステッカーチューンされたボディ、パニアバッグの重装備はロングツアラーらしい精悍さです!
■購入動機
友人から貰った フレームとエンジンから パーツを集め 1台のバイクにしてSSTR2022に参加
■長所
長所は見つからず 自分が好きなだけです( ´艸`)
あえて言うなら カワサキ初の水冷400cc ツーリングに行っても まず同じバイクには出会えません。
■短所
生産終了部品があるので 今後どうなるのか判らない(汗)
整備しずらい キャブレターの調整が必要
走りについては 前後16インチなので 攻めるとフラフラです。
■これから買う人へのアドレス
初心者向けではない車両かな
本気で向き合う人には オススメです。
36年前の車両なので電装系は全て交換する覚悟で!
>>Webikeコミュニティで「マンブー」さんのバイク詳細情報を見る
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