文/Webikeスタッフ:リュウ

【スズキ KATANA】
ディテール&試乗インプレッション

「カタナ」
スズキ乗りのみならず、バイク乗りなら誰でも一度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。
他車とは一線を画した存在感で今でも多くの人を魅了する車両です。
そんな名車が2019年に新型KATANAとして帰ってきました!旧モデルの雰囲気を若干残しながらも新しくなったKATANAに迫ります。

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旧モデルの雰囲気が残りながらも現代風のスタイリング

特徴的なフロント周りはカタナっぽいですが、やはり全体の雰囲気は現代のバイクのソレです。
ショート気味なテール周りや、スイングアームマウントリアフェンダーなど、随所に"今っぽさ"を感じます。

【全長/全幅/全高】

2,130mm/835mm/1,110mm

【車両重量】

215kg

フロントのスクリーンはこんな感じ。
防風の恩恵はあまり受けられず・・・。ほぼダイレクトに風を感じてました。

テール周りも最近流行りのコンパクトなタイプ。
と思ったんですが、横から見ると意外と分厚い。でもそれはそれでイイのかも!?

また、タンクに書かれた赤文字のSUZUKIロゴも”らしさ”を感じます。

ボディ横には「刀」の文字が。渋い。。

KATANAの足つきチェック!

【シート高】

825mm

KATANAのシート高は数値的にはビッグバイクの平均くらいではありますが、シート幅がそれなりにあるので足つきが良いほうではありません。
身長173cmのスタッフは踵がやや浮くくらいです。180cmだと割と安心の足つきでした。

▲スタッフ身長:173cm
▲スタッフ身長:180cm

灯火類は全てLED装備!

【ヘッドライト】

明るさ十分のLEDヘッドライト。フロント周りはKATANAの名に恥じないシャープな印象になります。

▲ロービーム点灯
▲ハイビーム点灯

【テールライト】

テールもLED。両サイドの「> <」こんな形のやつはポジションです。
ブレーキをかけると中央のライトが点灯します。写真では伝わりにくいですが、思った以上に明るさ十分です。

▲ブレーキかけてません
▲ブレーキかけました。眩しい!

【ウインカー】

ウインカーも前後ともにLEDになっています。形状も小ぶりでとってもシャープ。

【メーター周り】

イグニッションONで「刀」の表示を出しながら立ち上がっていきます。
表示はもちろんフルデジタルで、情報量は多めです。トラコンの設定もメーター内で確認が可能です。

ハンドル周りにもKATANA感アリ!

ハンドルおよびスイッチ類に特別なものはありません。
私個人の感想を言うと、右側配置のハザードスイッチに慣れることがなかなかできず、いわゆる「サンキューハザード」出すときにうっかりアクセル開け気味になってしまいました(汗)

しかしそれで終わらないのがKATANA。
トップブリッジにはしっかりと車種名が刻まれています。こういう部分の特別感って良いですよね。

安定感の高いシート

シートは前述の通り、横幅があるので跨ったときには足が開いてしまう形になっています。
ですが、適度にくぼみもあって滑りにくいシート素材になっているので、一度座ってしまえば安定感はありました。

▲ここにもさりげなく書かれた「KATANA」が!

ちなみにシート下は全く何も入りません。
ETCの車載器はバッテリー横のスペースにギリギリ入るかな?くらいです。

▲これが
▲こうなる

GSX譲りのパワフルエンジン

エンジンはGSX-S1000と同型のものが使われており、とにかくパワフル。
ちょっと雑にアクセルをクイッとすればあっという間に怒涛の加速力を見せつけます。
また、マフラーは純正なのに迫力のある重低音を響かせます。そして何気に音量が大きめ。
住宅街での早朝のアイドリングは気を使いそうですね・・・。

鋭い走りを楽しませてくれる足回りの装備

【タイヤサイズ】

フロント:120/70ZR17M/C(58W)
リヤ:190/50ZR17M/C(73W)

フロントブレーキにはブレンボ製のラジアルマウントキャリパーが装着されており、ブレーキ性能も十分。
KATANAに合わせてセッティングされた倒立フォークも快適な走行を楽しませてくれます。

新型KATANAの価格は!?

2019年7月時点で、車体本体価格は1,512,000円になっています。

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KATANAで走行してみた!

ここまで紹介したKATANAを実際にライディングしてみました。
GSX-S1000とほぼ同じ・・・と言ってしまえばそれまでなのですが、下から上まで使いやすいエンジンの印象です。
もちろん回せば怒涛の加速を見せてくれるのですが、かといって街中の走行がツライかと言われればそうでもありません。
意外と走行中は車両の取り回しは軽いですし、ヒラヒラと楽しむことができます。

そして何より所有感がハンパない!!!
自分のバイクじゃないけど所有感満たされます。
信号待ちなどで何度か話しかけられますし、何度チラ見されたかわかりません。
ドヤ感出しまくりです。自分のバイクじゃないけど。

もはや走行の話では無いですが、それだけ世間での注目度も高いということを体感できました。

カタナ大集合!!!!

さて、ここからは番外編で、ウェビックスタッフの所有するカタナを集めてみました。

写真左から
・新型KATANA
・TANTO(SV650Xカスタム)
・GSX1100Sカタナ
・GSX750S3(3型カタナ)

いやぁ圧巻ですね!
TANTOもこの撮影日直前に仕上がったそうで、奇跡的なタイミングで4台を揃えることができました。
オーナーだけでなく、ウェビックスタッフが次から次へと見に来て撮影をする盛り上がりっぷり。
3型カタナのヘッドライトをパカパカした時は「おぉ~!」という謎の歓声も上がりました(笑)
色んな角度から色んなカタナを堪能した1日でした。
この4台が揃うことは今後ほとんどないでしょうね・・・。

ちなみにTANTOはウェビックバイク選びにも掲載中!
モトフィールドドッカーズ神戸店で販売されております。
TANTO掲載車両はコチラ

まとめ

新型が出ると、どうしても旧型と比較して色々な意見が出てしまいますが、その違いも一種の楽しみではないかと思います。
それぞれの魅力があって多くの人を魅了し続ける「カタナ」というブランドは色褪せることがないのだと改めて感じました。

株式会社スズキ二輪

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スズキ KATANAの価格情報

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諸費用

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