
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、スズキ・GSX-R1000Rについてオーナーの生の声をお届けします!
目次
ぶっちゃけGSX-R1000Rってこういうバイク!!
スズキのスーパースポーツとして30年以上にわたって愛されてきたのがGSX-Rシリーズ。GSX-R1000RはモトGPのテクノロジーを受け継いだ上級グレードで、最新の足回りや電子制御系などが強化されています。
GSX-R1000Rの特徴は、乗りやすさです。数多くのプロライダーが太鼓判を押しています。その大きな理由はエンジン。スーパースポーツでは珍しくロングストローク型となっており、最高回転数や馬力を向上させるには不向き。
しかし、それをあえて採用している理由は、低速域でもしっかりとトルクを出すため。最高回転数を上げて馬力を出せば出すほど低速は扱いにくいものになります。レース用と割り切ればそれでも良いのですが、スズキは割り切りませんでした。それがプロをも唸らせる乗りやすさにつながっています。
WebikeユーザーはGSX-R1000Rをどう感じている?
GSX-R1000R
新車平均価格:218.28万円
中古車平均価格:193万円
口コミ件数は2022年5月16日現在で37件。
オーナー平均満足度は3.64!(評価人数:439人)
特筆すべき点は「走り」がほぼ満点である4.9点を叩き出していることでしょう。
スーパースポーツでこの高得点をマークしていることから、走り重視のライダーを多いに満足させているバイクであることが分かります!
それでは、気になったコメントをご紹介しましょう!

リッタークラスのSSとしてはかなり優れている燃費だと思います。下道で20km/Lが出るということは、低速トルクが効いている証拠ですね。「6速ギヤで40km/hで走れる」そうです。

この性能はスーパースポーツならではと言えますが、一般道で思った以上にカーブがキツかったという経験は誰もがしていると思います。そんな時でも曲がってくれるということは、それだけ事故を防げるということですね。

4メーカーのトップエンド・スーパースポーツの中で最安なのがこのR1000R。webike掲載の新車では、おおむね乗り出し220万円となっていますが、この値段は他3メーカーの車両本体価格の値段です。性能は決して下回っていないのに、この価格帯を実現できるとは、スズキの努力の結晶だと思います。
なお、改善点については特筆すべき指摘はないように感じます。
それこそ「車載がない」「前傾がキツい」「エンジンが熱い」といったものです。ただ、これらはスーパースポーツ特有の問題点で、GSX-R1000R固有のものではないでしょう。
良いところ
・燃費が良い(悪いという意見を見ても峠で16km/L)
・車両のパッケージ全体を見ても安価に感じる
・クラッチが軽く、上下クイックシフターで爽快に走れる
・何も考えなくても曲がる
悪いところ
・LEDライトが暗い
・他のスーパースポーツでも言われているような事
・リアフェンダーがなく、雨天時の走行で水が飛び散る
GSX-R1000Rオーナーの声
ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。
購入動機・用途・比較車種 | サーキット用にはST600仕様のYZF-R6があるが、遊びレベルでサーキットを気軽に走りたかった事と、最新のSS1000に乗ってみたかったため、購入に踏み切りました。 CBR1000RR-RやYZF-R1、ZX10Rも候補にありましたが、ストリートメインということもあり、可変バルブタイミングによる低速トルクに期待して、GSX-R1000Rを選択しました。 |
---|---|
長所・満足な点 | ●用途 基本的にストリート用で、ツーリングメイン。 年に数回のサーキット走行をします。 ●走り サーキットでは、エンジンを1-5速を10000rpmまでに抑えて走っても、ST600仕様のYZF-R6より最高速は上。エンジンに優しく、ソコソコのペースで走れます。 ストリートでは、ローrpmアシストのおかげで発進は楽、超低回転でのトルクもあり40km/hrでも6速で走れます。そのおかげもあってか、下道でも燃費は20km/L前後、高速道路区間では21km/L以上です。 ●ポジション ややハンドルは低めだが、タンクが短いので、想像していたより楽。マアマア普通にツーリングに使えます。 |
短所・不満な点 | ●ポジション やはり少しハンドルが低めなので、そのうちベビーフェイスのレースコンセプトのアップタイプのハンドルを導入するつもりです。 ●走り 30年前の750WNに比べると車体が軽いので、高速区間はヒラヒラしすぎて安定感が劣る。 ●振動 話は聞いていたが、80~100km/hr辺りでハンドルへの振動があり、手がしびれる。 ●クイックシフター ワインディングをのんびり走る際、クラッチを切ってシフトダウンする事が多いが、オートブリップィングが働き、クラッチをつないだ瞬間に一瞬加速して想定よりオーバースピード気味になることがある。そのため時々怖い事がある。 |
これから買う人へのアドバイス | 総合的にはかなり楽しいバイクだとおもいます。 是非乗っていただきたい。 ドライブモードをCにすれば、スロットル操作の神経質さがなくなりますので、ツーリングレベルでも気楽に走れます。 |
購入動機・用途・比較車種 | レンタルバイクにて約10年ぶりぐらいにバイクに乗り、そのままバイク熱が再び燃え上がり大型二輪免許を取得しました。大型を取ったら一度はリッターSSに乗りたいという思いがあり、いろいろ悩んだ結果見た目とコスパでGSXR1000Rを選びました。 |
---|---|
長所・満足な点 | 今まで400ccしか乗った事無かったのでそれと比べて、とにかくパワフルで気持ちいいぐらい速いです。それでいて低速域でも安定して市街地走行でもそんなに苦ではないです。現在冬場しか乗っていないのですが、排熱のおかげで足が暖かいため通常のバイクより耐えれると思います。夏は…ですが走り見た目どれをとってもとにかく買って後悔は無い最高のバイクです。 |
短所・不満な点 | 僕はSSタイプ初めてなので、前傾がキツく長距離走行すると腰や手首に疲れが出ます。これから疲れにくい乗り方を模索していきたいです。 |
これから買う人へのアドバイス | 他の同クラスのリッターSSに乗った事が無いので比較等は出来ませんが個人的には装備がしっかりしていて買って損は無いと思います。 |
購入動機・用途・比較車種 | 【ならし運転が終わったのでコメント】 購入動機は、男のロマン、一度SSに乗ってみたかった。 用途は、ツーリング。比較車種は他国産メーカーのSS、価格と足つきを考慮した結果。 |
---|---|
長所・満足な点 | 見た目がかっこよく、とにかく速い。 クイックシフターは素晴らしいですが、あまり使うのもつまらないのでツーリングの後半で疲れてきた時に使ってます。 ゴリゴリの電子制御(普通に乗ってるとよく分からない)。 ノーマルマフラーでも音がイイ。 コーナーで少しオーバースピードかな?って思ってもスッと曲がってくれる。 |
短所・不満な点 | 想像以上に燃費が悪かった。 横浜に買い物に行ったときにリッター11の数字を見たときは具合が悪くなった。 ETCカードを入れる場所が嫌がらせ。 こんな場所に設置して異議を唱える社員はいなかったのか?と思う。 200キロの車重だがハンドルの位置が低いので取り回しはあまりよくない。 買う前から分かってはいたが積載量がない。 |
これから買う人へのアドバイス | 夏場に乗ると太ももの内側を火傷します。何かしらの対策はしておいた方がいいです。 長時間乗ってると腰や肩が痛くなります。高齢のライダーや初心者にはお勧めできません。 |
GSX-R1000Rのライバルをチェックする
さて、GSX-R1000Rの特徴や魅力が伝わったかと思いますが、気になってくるのがライバルの存在。国産4メーカーはメーカーの威信を賭けてスーパースポーツを開発しているだけに、競争は熾烈。ホンダ、ヤマハ、カワサキも負けず劣らず、ハイスペックで魅力的なモデルをリリースしています。
ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!
※口コミ数は2022年5月16日現在です。
ホンダ・CBR1000RR
新車平均価格:312.78万円
中古車平均価格:118.95万円
オーナー平均満足度:3.51(評価人数: 1,504人)
口コミ件数265件
ヤマハ・YZF-R1
新車平均価格:238.94万円
中古車平均価格:121.87万円
オーナー平均満足度:3.40(評価人数: 1,619人)
口コミ件数327件
カワサキ・ZX-10R
新車平均価格:254.23万円
中古車平均価格:139.63万円
オーナー平均満足度:3.51(評価人数: 975人)
口コミ件数143件
この記事にいいねする